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ホノルルマラソンに挑戦 初めて走り切った42.195キロ

 もともと マラソン大会には1シーズンに2〜3回出場していましたが、フルマラソンには まだ挑戦したことはなくて、いつもエントリーしていたのは ハーフマラソン。せっかくだから、フルマラソンは有名な地で走ろうということで 同じ時期に仕事を辞めた友人とホノルルマラソンにエントリーすることにしました。

 

ホノルルマラソンエントリー方法

 ホノルルマラソンは、1973年に始まった世界最大級の市民マラソンです。国内で人気のマラソン大会には、応募が殺到して 抽選制度をとっている大会がたくさんありますが、ホノルルマラソンには抽選はなく 誰でもエントリーできるのが魅力です。

 

 わたしは、日本からオンラインでエントリーをしました。オンラインエントリーは、時期によって アーリーエントリー、1期エントリー、2期エントリーの3種類に分かれていて、申し込む時期が早い方がエントリー料金が安く、アーリーエントリーと2期エントリーでは1万円ほど料金に差がでます。わたし達は、早くからエントリーすることを決めていたので アーリーエントリーでエントリーしました。2期エントリーは、マラソン本番の1ヶ月ほど前に締め切りになりますが、現地エントリーであれば 数日前までエントリー可能です。

www.honolulumarathon.jp

 エントリーで得られるのは、マラソン大会に参加する資格であって、宿泊先や飛行機等は自分たちで準備しなければいけません。早めにエントリーできたら、ホテルや飛行機も早めに抑えておくと安心です。時期が近づくにつれて、どちらも値段が上がってしまいます。ツアー会社からは、ホノルルマラソンのランナー向けのプランも出ているので そちらもチェックしてみてください。

本番までの練習

 わたしも友人も 練習や他の大会でフルマラソンを走り切ったことのないままで本番に挑みました。2、3日に1回10〜20キロを走っていて、徐々に距離を伸ばしてフルマラソンを何本か走ってから本番に挑みたいなと思っていたのですが、ホノルルに旅立つ2週間ほど前から腎盂腎炎になってしまい フルマラソンどころか全く走ることが出来ないままで出発となりました。数日前にホノルルに到着していたので 、体慣らし程度にですが 5〜10キロ何度か走ったりしました。結果的には完走できたので 意外と何とかなるもんです。

ホノルルマラソンの魅力

 そんな練習不足の状態で挑んだホノルルマラソン 走り切れるか正直不安もあったのですが、有り難かったのは制限時間がないことです。日本の大会では、基本的にいくつか関門があって関門ごとに制限時間が設けられていて、制限時間をクリアできなければ そこで失格となってしまうのですが、ホノルルマラソンには その時間制限がありません。参加者に前に進む意思がある限り、ホノルルマラソンのゴールが閉鎖されることはないそうです。わたしたちの時も、12時間以上かかってフルマラソンを走り切った参加者の方がいらっしゃいました。

 

 もう1つの魅力は 景観です。もちろん街中を走ることもあるし、住宅地を走ることもありますが 海が見えた瞬間のあの感動は忘れません。最初の方は街中を走ることが多いのですが、朝5時にスタートしているので 辺りは薄暗く 景観も気になりません、太陽がのぼり始めてから 海が見えてくるので ちょっと疲れ始めていた心も一気に元気になります。世界最大級のマラソン大会だけあって 観客もたくさんいて、とても賑やかです。住宅街を通ると、住民の方からのメッセージと共もに軽食を沿道に置いていてくれたりもします。

ホノルルマラソンでの失敗

 現地にて友人から ランニング用の5本指ソックスをお揃いでプレゼントしてもらいました。普段は 5本指にわかれていないランニングソックスを着用していたのですが、せっかくだからと プレゼントしてもらった5本指ソックスを着用して本番に挑みました。わたしの足には合わなかったのか 足の指に水膨れができてしまって、3時間ほど走ったところで足の指に痛みがでてしまい、足の指を庇うように走っていたら今度は膝が痛くなってしまいました。マラソン上級者の方に こういったミスはないかと思いますが、本番には使い慣れたランニンググッズで挑みましょう。

 ホノルルマラソンを完走するということに目的を置いていたので、マラソン大会前には観光などの予定は入れておらず マラソン大会が終わってから 観光を楽しむ計画にしていました。フルマラソンを初めて完走してみると 次の日は全身の痛みで思うように動けずで、観光どころではありませんでした。予定を1日ずらして、マラソン大会の翌々日からは観光を楽しむことができました。わたし達は、レンタカーを借りて 自分たちで観光する予定としていたので 良かったですが、ツアーなどを予約していたらキャンセル料等も発生してしまうので予定にはぜひゆとりを持って。

 

まとめ

 ホノルルマラソンを共に完走した友人とは、次は50代になってから またホノルルマラソンに来ようと約束しました。その時には、どんな生活をしているんだろうとワクワクします。

 いつかホノルルマラソンに出たいと思っている方がいたら、いつかいつかと思っていても エントリーを決めるのは いつも自分です。日本社会で働いていると なかなか長期休暇を取るのも難しいかとは思いますが、今回はわたしも前後のスケジュールが埋まっていたので移動も含めて 1週間という短期間での日程になりました。1週間前後なら行動に移しやすい日程かと思うので、ぜひ いつかのチャレンジを今。