まさか私がね。

自由人が自由人に捧ぐ。一人旅、留学、ワーホリ、海外生活、お仕事経験などについての情報まとめ。

リゾートバイトを実際にやってみて思った メリットとデメリット

 リゾートバイトをやってみて わたしが感じた良い点・悪い点について紹介していきたいと思います。実際に、仲居さんとして働いた中で感じ良い点・悪い点についても お話したいと思うので参考にしていただけたら幸いです。

リゾートバイトのメリット

期間が決まっている

 最初に自分で働きたい期間を提示してから仕事を探すので、仕事を始める時期・終わる時期がはっきりしているので 前後に予定が入れやすいです。働いている期間に延長をお願いされることもありますが、そこは自分のスケジュールの見合わせて 延長するか しないかを決めることができます。

 

住む場所が確保されている

 これも最初に仕事を探すときに住居環境がついてくることを条件としておくと、住み込みの求人を紹介してくれます。リゾートバイトのほとんどが 住居環境がついてくるものが多いのではないでしょうか。住居環境も条件によってWifi環境、個室、生活備品付き、駅から近いなど条件を絞ることができるので、自分にあった環境に的を絞って求人を探しましょう。

ずっと仲良くできる友人ができる

 リゾートバイトとして仲居として働いたのは数年前ですが、今でも連絡を取って会える友人がアルバイトを通してできました。リゾートバイトをしている人たちから得られる情報や経験も面白いものが多くて すごくためになります。中には、何回もリゾートバイトを経験している人もいるので この求人は良かったとか 逆に最悪だったとか裏事情を聞いたりすることもできるので 今後もリゾートバイトを続けたい人は参考になると思います。

新たな地を開拓できる

 わたしは、色々な職業を経験したいのと同じように 色んな場所に住んでみたいという希望もありました。自分が今まで住んだことのない地に住むのは、観光とは また違ってとても新鮮で 楽しかったです。求人を探すときに、働きたい場所を限定して求人を探すこともできるので 興味があった場所に実際に住めるだけでなく、同時に仕事も見つかるという 何とも有り難い環境です。

なかなか経験できない職種として働ける

 普通に生活していて 仲居として働こうと思い立つ機会も あまり多くないと思います。でも、チャンスがあるなら働いてみたい そんな興味を惹かれる仕事がたくさん揃っているのがリゾートバイトです。王道のスキー場スタッフやホテルのフロントをはじめ、テーマパークのスタッフやファッションアドバイザー、農業、ウェディングプランナーなど 多種多様な求人が出ているので 覗いてみるだけでも楽しいです。

 

リゾートバイトのデメリット

仕事や人間関係が合わなければ苦痛

 仕事内容が思っていたのと違うと 最初の期待を裏切られた感が多く 最後まで働ききるのが苦痛になってしまう場合も。そうならないためにも 実体験などを よく読んで ある程度のイメージと大変でも最後まで働ききる覚悟を持って働き始めましょう。

 期間が決まっているとはいえ、共同生活なうえに仕事でも顔を合わせるので 苦手な人ができてしまえば どっと疲れてしまいます。なるべく、個室がある住居環境を選んで 自分がリフレッシュできる時間を持つようにしましょう。

最初に聞いていた情報と違う

 求人を出すサイドは、応募してくれる人が多ければ多いほどいいので 良い風に情報をまとめますから、多かれ少なかれ どの求人にも最初の情報に記載されていたこととは違うということが起こるとは思います。

 わたしの場合、制服が着物だったので 着物を自分で着付けたことがないというのが 1番気がかりなことでした。求人情報にも着物が着れるようになるまで指導しますとの記載があるし、派遣会社に相談してみても 同様の返答でした。実際は、初日に1度だけ指導をしてもらったら後は丸投げで、Youtubeを見て練習してきてくださいとのこと。もちろん、最初は全然上手に着れずに そのまま出社すると 上司に笑われて、別室で最初から直される始末。とっても悔しかったので、この人着物がすごく綺麗に着れているなと思うアルバイトの部屋に行っては 何度も着物の着付けを教えてもらい、自分の部屋でYoutubeを見て何度も練習をしました。結局は自分で着れるようになったから良かったですが、最初に教えてもらった情報と全然違うので嫌な気持ちにはなります。

 

仲居さんとして働いてみて思った メリット

毎日温泉に入れる

 温泉旅館で働いた方のほとんどにある特権かと思いますが、毎日温泉に入ることができます。お客様が入っている大浴場に入浴できるわけではなかったのですが、従業員用に宿舎近くにあるお風呂は温泉だったので 毎日贅沢な気分を味わえます。

礼儀・作法が身に付く

 着物を着ているだけでも姿勢や態度がピシッと気合が入りますし、お客様相手のお仕事なので最初に礼儀・作法に関する資料も配布されます。そして、礼儀・作法が美しく身についた従業員の方が大先輩として働いているので、女性として憧れて 自分を振り返る機会となります。

お心付けをもらえる

 お給料とは別に、お心付けをいただくことがあります。いわゆるチップです。日本にはあまり習慣がありませんが、外国人のお客様のお部屋を担当した時には 高確率でいただくことがありました。

 わたしは最初はお断りしていたのですが、バイト仲間の友人に話したところ いただいていいものということで それからいただく様になりました。そもそも お心付けという習慣を知らなかったので、看護師をしていた時にもお金を包まれることがあったものの全力で断っていたので いただいてもいいという事に驚きました。

夕飯の残りをもらっているアルバイトも

 旅館で提供するお食事は、高価な食材を使っているものも多くあります。バイト仲間の中には、お客様が残された夕食をタッパーに入れて 休日の日の自分の食事にしたり、その日の夜食にしたりしている人もいました。わたしは 衛生上 そういう気持ちにはなれませんでしたが、経済事情等で色々な選択もあるなぁと勉強にはなりました。

 

 中には、食事を運んだ時に お腹がいっぱいになってしまったお客様から「もう食べられないから 良かったら食べてくれない?」とデザートや高級なお肉のステーキなどを お裾分けいただくこともありました。

仲居さんとして働いてみて思った デメリット

中抜け勤務だと休んだ感じがしない

 早朝から働いて、お客様がいない日中5〜6時間の中抜け休憩があるのですが、早朝から働いて疲れていることや 次の仕事に出勤する際の準備時間等を考えると 充実した時間として過ごせない日が多かったです。雇う側としてはお客様がいらっしゃる時間だけ働いてくれればいいという事なのですが、8時間なら8時間しっかり通して働ける仕事の方が身体的にも精神的にも楽だなと思いました。

性格のキツいお局の存在

 これは どの職場にも言えることかなぁとは思いますが、仲居は看護師同様 女社会なので 派閥やお局の性格のキツさが際立つ職場かなぁと感じました。礼儀や作法を心得ている分 なんだか嫌味にも思えたりしました。わたしは、嫌な事を言われても気にしないタイプなので 良かったですが、泣いているバイト仲間の子もいたので それなりに厳しいかもしれないと覚悟しておいたら案外そんなことなく過ごせるかなと思います。

まとめ

 メリットもデメリットもありますが、どこに重きをおくかによって 見え方も変わってくるかと思うので、1つの経験として時間がある方はリゾートバイトをやってみるのもおすすめです。

 中には、最初はリゾートバイトとしてアルバイトとして雇われていたけど 正規雇用として社員として働いていた方もいらっしゃったので、自分が興味がある職種があれば正規雇用を目指してありだと思います。