まさか私がね。

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わたし的 最安値 フィリピン留学はここで決まり

 わたしが実際に経験したフィリピン留学についての情報をまとめていきたいと思います。

 

 わたしが通った学校は、フィリピンのイロイロシティにあるWe Academyという学校です。この学校を選んだ理由はズバリ値段でした。きっと円安の影響やコロナショックの影響もあって、わたしが通っていた時よりも値段が上がっているようなのですが、それでも授業回数などから考えると最安値と言えるのではないかと思います。

 わたしが選択したのはESL-Bというコースで、内容は1日にマンツーマンクラス4回とグループレッスンが1回というもので、12週間(1人部屋)で1日3食と寮費込みで35万円程でした。

 

 わたしが実際に通った学校 We Academyについていくつかの項目にまとめて書いていきたいと思います。

授業の質 

 先生達の質が高いと他校からも評判があり、授業に対する不満を持ったことは1度もありませんでした。入校してから知ったのですが、数年前まで同じシティ内に優秀校があったようなのですが、何らかの理由により廃校となった際に この学校が先生のスカウトを積極的に行ったようで、以前に比べて先生の質が高くなったそうです。

 それでも相性はそれぞれなので、合わないなと思えば先生を変えることもできます。先生によっては、たくさんの宿題が出る場合もありました。例に、わたしの担当の先生の宿題は、英語初心者のわたしにとっては なかなか難しいものもありましたが、先生はわたしの未完成な宿題にも真摯に向き合い続けてくれ、そのおかげで英語が好きになれたな と今でも心から感謝しています。

 ネイティブの先生は、わたしがいた当初はオーストラリア人の方が1名のみで、その他の先生は全員フィリピン人でした。

 定期的に事前のレポート作成、企業の面接を装ったシチュエーションによる質疑応答などの試験がありました。これはほぼ全員参加ではあったものの、自己判断で参加・不参加を決めることができます。課題に費やす時間が多くなり、本来の使える英語を学ぶという目的を見失いそうであったので(とか何とかいって、ただ面倒くさかっただけです。)、わたしは1度も受けていません。

学校の設備

 学校の設備は、勉強をすることだけを考えれば特に問題はありませんが、セブの有名学校等に比べると足元にも及ばない個人経営を思わせる作りでした。

 

 学校や寮の掃除は、定期的にやってくれてはいるものの、行き届いていない部分も多くお世辞にも清潔とは言えないですが、生活をする上で特に問題はない程度でした。私は、ある程度の汚さは気にならない性格なので、潔癖な人には向いていないかなと思います。 

 WiFiに関しては、寮ではネットワークが遅い時が結構ありましたが、学校内ではほぼ快適に使えました。(学校には寮が2棟あり、1棟は学校からほんの少しだけ離れたところにあって、もう片方は学校と併設だったので、学校と併設している方の寮ではWiFiは快適だと思います。)

 2019年には新キャンパスに移行しているようなので、それに伴って学校の設備等々が大幅に変わっていることと期待できます。

 洗濯日は 週に2度設けられていて、指定の場所に持っていき授業終わりに洗濯と乾燥をしてくれたものを取りにいくだけで楽ちんでした。

 食事は、朝食は簡単にパンと目玉焼きやコーヒー等。昼食・夕食は、ワンプレートになったものを食堂でスタッフが盛り付けてくれます。韓国資本の学校なので、どちらかというと韓国よりの食事だったと思いますが、作ってくれているのはフィリピン人です。わたしはしっかり毎食いただいていていましたが、美味しくないと不評もあり、スーパー等で代わりになるものを購入している生徒もいました。

英語環境

 わたしが入校した後に、イングリッシュポリシーなるものが導入されて、日本語を話す度に罰金を払わなくてはいけないという制度が設けられましたが、守っている人は守っているし、守ってない人は全く守っていないという状況でした。ちなみに私は後者で、日本人には日本語で話していたので、守っている日本人が英語で話しかけてきたものを日本語で返すというある意味カオスな会話となっていました。

 

 留学情報サイトなどを見ると、10パーセント程度の日本人率と記載されていますが、実際のところ80パーセント以上は日本人だったと思います。それ以外は、韓国人や中国人、ベトナム人といった感じでした。前述した通り、意識高い系日本人もいたので、割と英語は飛び交っていたように思います。韓国のお友達とご飯や旅行に行ったりと英語を使えるチャンスはプライベートでもたくさんありました。 

イロイロシティ

 まずは治安について、治安は良いと思います。授業料と同じく、この学校を選んだ大きな決め手のひとつでもありました。1度だけ生徒が巻き込まれる事件が学校周辺であって 学校から寮までの帰り道でカバンをひったくられた方がいたそうですが、開校10年以上のうちにこの1件のみというのは治安が良いひとつの目安となるんではないでしょうか。そして現在は、夜間に寮と学校を行き来きする場合には、ボディガードとして雇われたフィリピン人が寮まで一緒に歩いてくれます。とは言え、ボディガードは、20歳前後の少年だったので何かが起った時に、どうやって助けてくれるんだろうと密かながら思っていましたが、夜間を1人で歩くよりも安心ですね。

 ちなみに、わたしが何より怖かったのは野良犬でした。学校の周りには、いつも野良犬がいて、警戒して吠えてくることがあり、犬が苦手なわたしはずっと怯えていたのですが、今まで誰も危害をくわえられたことがないということで、ただのビビリでした。

 徒歩5分くらいのところに、スーパーマーケットや飲食店もあり、少し歩くと公園もあります。公園には屋台が立ち並んでいて、なかなか賑やかでした。

 フィリピンには、ジプニーという代表的な移動手段があります。簡単に言えば乗合バスみたいなもので、お目当ての行き先の書いたバスに乗車します。これを使えば、少し遠くまで行くことができ、寮から10分ほどでシティで1番大きなショッピングモールに行くこともできました。

その他

 留学期間は人それぞれで、短い人では2週間 長い人では8ヶ月の方が わたしの留学中には在学していました。途中で延長することも可能です。

 

 留学中のトラブルで、ある留学生の方が発熱とともに意識を半分消失した状態で入院することになり、わたしは元看護師ということで同行することとなりました。このトラブル中、現地の日本人スタッフの対応があまりにも頼りなく情けなく、とても失望した思い出があります。今は、もうスタッフが変わっていると聞きましたので、良きスタッフがいらっしゃることを願います。個人的な考えですが、海外留学校にいる日本人スタッフなるものは、インターンシップ等で留学生と同じように英語を学びつつ、日本人生徒の送迎や事務等をお手伝いするためにいるようなもので、決してプロフェッショナルではないと思います。それを念頭に置いておくと、まぁそんなもんかと納得できます。今では、これもひとつの経験だったなぁと思います。

まとめ

 個人的には We Academyを選んでよかったなと思っています。そこで出会った友達や先生は今でも連絡を取り合っていますし、何より英語が全然好きでなかった わたしに英語を好きになるきっかけをくれた場所でもあります。

 イロイロシティという田舎に位置することもあり、便利な町ではないと思いますが、フィリピンという国を見つつ英語を学ぶのに最適な場所だと思います。

 値段が安い秘訣は、設備や人件費に力を入れていないところにあるのかなーと思うので、特に細いことは気になりませんっていう人にはすごくおすすめします。ただ、綺麗好きだとか、パーティーピーポーのような日常を送りたいという方には向かないと思いますので悪しからず。

 最後にWe Academyが運営しているブログサイトを貼っておきます。こちらで、建物の雰囲気や食事、生徒の実際の感想などを見ることができます。

 ただ、来て欲しい側が書いているブログなので、実際は4割減の期待度で見てみるとちょうどいいのかなっといったのがブログを覗いてみたわたしの正直な感想です。

https://ameblo.jp/weacademy/