今回は、長野市から1時間ほどの距離にある小さな村の飲食店を紹介していきたいと思います。
蕎麦屋 蛍
ここは長野県内で1番おすすめの飲食店かもしれないです。県外から友達が遊びに来てくれた時にも、長野市から車で1時間強とまぁまぁ距離がありながらも時間が許せば必ず紹介しているお店です。
土日にしか伺ったことがないので、平日は分かりませんが土日のランチタイムは1時間以上待つこともあるほどの人気店です。11時から営業されていて、わたしはいつも13時すぎに伺うことが多いです。そうすると、それほど待たずに入れることが多いです。
こちらのお店は、まず蕎麦が美味しいです。蕎麦は螢の緑(¥920)と深里(¥830)の2種類があって、螢の緑が蕎麦殻を除いた蕎麦粉をつかったお蕎麦で深里が蕎麦柄入りの蕎麦粉をつかったお蕎麦です。いつもお蕎麦に、季節の天ぷら(¥690)とくるみダレ(¥180)を追加します。天ぷらは、2人で半分こしても多いぐらいボリュームたっぷりです。
くるみダレは、くるみや胡麻が入ったすり鉢を渡してくれるので自分で作ります。お蕎麦が来るまでの待ち時間にちょうど良く、これがとっても美味しいんです。もともと付いてくる蕎麦つゆも出汁が効いていて美味しいので、どっちで食べようか迷います。ちなみに、メニューの木板の裏には裏メニューとして蕎麦の大盛りが載っています。
ほたるの一品は、時期によって内容が変わって焼きなすや焼き豆腐など季節の一品を楽しめます。おすすめは焼き豆腐で、豆腐の周りに蕎麦粉をつけて焼いていて 生姜のすりおろしをたっぷり添えていただきます。
お茶はセルフサービスで、セルフサービスエリアに岩塩のお塩、食べきれなかった時に持ち帰るためのプラスチックケースがあります。すごく忙しいお店ですが、店員さんはテキパキしつつも優しく穏やかに接客してくれます。
雪の多い地域なので、冬季 (11月中旬から4月下旬頃) は休業しているので ご注意ください。
オタリアンジェラート
先ほど紹介した蕎麦屋 蛍が運営するジェラート屋さんで蕎麦屋 蛍から車で5分ももかからない場所にあります。蕎麦を食べたレシートを見せると30円 (だったと思います) を割引きしてくれるので、蕎麦をお昼に食べてジェラートをデザートに食べるというのが お決まりコースになっています。
シングル340円、ダブル390円、トリプル440円です。フレーバーは、ワッサー、とうもろこし、くろもじ、ほおずき、酒粕、ネクタリンなどなど 地元の新鮮な季節の食材を使用したここでしか食べれないジェラートも魅力です。
どれも美味しいのですが、蕎麦のジェラートがお気に入りです。ここに来る時には、お昼にはいつも天ぷらを食べているので、さっぱりしていて香ばしいお蕎麦のジェラートがちょうどいいです。
イートインとテイクアウトを選べて、イートインにすると冷えた素敵な器で出してくれて、サービスできな粉か味噌のフレーバーのワッフルを添えてくれます。テイクアウトの場合は+30円でワッフルを購入できます。
お店の中にもテーブルがいくつかあるのと、外はテラス席になっていて駐車場と道路を挟んだ向かいの自然を見ながら食べることができます。
店内の入り口付近はお土産などが置かれたコーナーもあります。
工芸と喫茶 ひとつ石
長野市から車で山道を通って安曇野に向かう道中 1時間ほどの生坂村にある若いご夫婦が営まれているお店です。古民家を改札しているそうで、空間も内装も素敵な落ち着く雰囲気です。金曜日と土曜日、日曜日しか営業されていないお店なのでお気をつけください。
店内にはギャラリーも併設されていて、時期によって展示されているものが違ってインスタにてスケジュールを確認することができます。センスよく展示されている作品は購入することもできます。
チキンカレー(¥850)を注文、ピリッと辛い本格スパイスカレーとのことでしたが、辛いのが苦手なわたしでも美味しくいただける辛さのカレーでした。スパイス感もほんのりといった感じで、スパイスカレーを期待して食べると少し物足りないと思います。生坂村さんのお米とマイルドでスパイスを感じられるカレーがマッチして美味しいです。値段もリーズナブルですが、ボリュームはやや少なめです。よく食べる人だと物足りないかなといった感じですが+200円で大盛りも注文できるようです。
デザートにキャロットケーキ(¥500)と水出しアイスコーヒー(¥500)を注文しました。カスタードプリンを注文しようか迷ったのですが、キャロットケーキを注文して良かったです。シナモンとクリームチーズの相性がバッチリで美味しかったです。
暮らし道具と薬膳茶房 イチイチ
長野市から車で30分ほどの小川村にある薬膳料理のお店です。大町に住むお友達と中間地点でランチをしようと話して、小川村でご飯を食べようと探していて見つけました。
こんな所にお店があるのかなと思うような山道をナビを頼りに進んだ先に辿り着きました。若いご夫婦が営まれていて、奥さんは中国出身の方だそうで薬膳に詳しくお料理を担当していらっしゃいます。旦那さんは、器などの陶芸品や真鍮をうって作ったカトラリーなど暮らしの道具を販売していて、半分はアトリエになっているような感じでした。
1日1組限定のお宿も営んでいて、宿泊した方限定で陶芸体験や金工体験などの体験もやられているそうです。
古民家を改装した店内は大きな窓があって、洗練された素敵な雰囲気の空間です。
食事での利用は日曜と月曜のみで、中華粥セット(¥2,200)、薬膳スープ(¥880)などのメニューがあり、インスタのDMにて予約が必要です。私たちは中華粥セットを注文。すごく奥が深くて美味しかったです、薬膳や漢方に興味のある友達と一緒だったので色々勉強にもなりました。
奥さんは気さくな方で旦那さんは寡黙な方といった印象です。どちらもホスピタリティが高くて、リラックスして過ごすことができました。最近、お子様が産まれたそうで しばらく休業と改装中のようです。また、再開されたらうかがいたいです。
まとめ
長野県にはたくさんの村々があって、古民家を改装してお店を営まれている方々も多い印象です。意外と長野市から遠くて、気になってはいるけど なかなか足を運べていないお店もあるので、また おいおい紹介できたらと思います。