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フィリピンのイロイロシティってどんなところ?

 イロイロシティって知っていますか? フィリピン留学について調べた人なら、もしかしたら見かけたことがあるかもしれません。

 わたしは、このイロイロシティにある語学学校に3ヶ月通っていました。留学に行く前にどんなところなんだろうと調べてみましたが、あんまり情報が見つけられなかったので、イロイロシティについて紹介できたらなと思います。

治安

 イロイロシティとは、パナイ島にある中心都市で 意外にもフィリピンでは4番目に大きい都市です。フィリピンのマニラやセブに治安が悪いイメージを持っている人もいると思うんですが、イロイロシティはめちゃくちゃ治安よかったです。留学中にセブにも遊びに行ったこともありますが、特に何か被害にあったわけでもないのに何となく感じる治安の悪さなるものがあって、セブを留学地に選ばなくって良かったかもなぁと思いました。実際に、セブやマニラでの犯罪はフィリピンでも大きく取り上げられており、先生たちの間で話題になっていることもありました。

 

 イロイロはとてものんびりとした田舎であり、フィリピン大学をはじめとする教育機関が40校以上も点在している教育都市なので、そういった背景も治安の良さに繋がっているのかもしれません。街を歩いていると地元の人に声をかけられることが結構あるのですが、「こんにちは」や韓国人と勘違いして「アニョハセヨー」といった感じで、悪気のあるものではありません。

 最近では、国がイロイロシティの経済的発展に力を入れているようで、私がいた当時も大々的な工事が進められているところがいくつかありました。経済発展を得ても、変わらぬイロイロシティであることを願います。

生活環境

 わたし住んでいたエリアは中心地からは少し離れている場所だったんですが、近くにはスーパーマケットや小さな商店が充実していました。

 ジプシーに乗って10分ぐらいのところには「SM CITY ILOILO」という大きなショッピングモールがあり、映画館やブランド店なんかもモールの中に入っています。この他にも、ショッピングモールがいくつかあって、日常品を買ったり 暇つぶしにぶらぶらするには十分に充実していると思います。

 街には レストランや屋台、地元の食堂、観光向けのレストランなどが充実していました。フィリピンの屋台料理で有名なバロットもイロイロシティで初めて食べました、食べれないことはないけれど、ちょっとグロテスクでした。フィリピンは牡蠣が有名で、オイスターレストランがたくさんありました、わたしが行ったなかでシンプルに美味しいなーと思ったお店のFacebookのサイトを貼っておきます。特別に料理しているわけではないのですが、牡蠣はシンプルに食べるのが1番美味しいと思っている方におすすめです。

https://m.facebook.com/TheOysterHouseSeafoodRestaurant/?refid=12

 

 学校の近くにあって、よく行っていたのは「Buto'Balart Restaurant」というお店。フィリピンの郷土料理も味わうことができ、雰囲気もとてもよかったです。

www.tripadvisor.jp

 これはこのお店で食べたBuko Halohaloというもの、日本のミニストップでも売っているハロハロはフィリピン料理の1つなのだとここに来てから知りました。私は、ハロハロが大好きで、よく食べていました。Bukoはタガログ語でココナッツという意味だそうで、これはココナッツ味のハロハロ。美味しかったです。

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 あとは、フィリピンでマクドナルドなんかよりも大人気のファーストフードが「Jhollibee」です。最近では、フィリピンからの移民が多いカナダにも店舗があったりします。ハンバーガーやポテトフライ等もおいているのですが、フィリピン人のおすすめはハンバーグとナポリタン。どちらも バナナケチャップを使った少し甘めの味つけがフィリピンでは人気。仲良しのフィリピン人の友達のおすすめはホットドッグだそうです。

 そして、もう1つ「Mang INASAL」というお店で、炭火で焼いたチキンがメインです。「Jhollibee」よりも好きでよく行っていました。一応、フォークやスプーンなんかも置いてあるんですが、現地の人はみんな手で食べていたので、わたしもそれにならって手で食べていました。

www.jollibee.com.ph

www.manginasal.com

観光名所

 いくつか観光名所についても紹介したいと思います。

 ミアガオ教会

 こちらはイロイロの市街から車で1時間ほど離れたところにある世界遺産の教会です。なんと11年の歳月をかけて建てられたそうです。当時、スペインの支配下であったことを思い出させるスペイン風の建物で、バロック様式と呼ばれる作りだそうです。

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 ジプニーかバスで行くのが主な行き方なんだそうで、わたしはバスで行きました。モロ教会のすぐ近くにあるモロターミナルというところからバスが出ています。出発の時間は決まっていなくって、ある程度の人数が集まったら出発するフィリピンスタイルです。料金は、50ペソ程。最終目的地ではないので、運転手や近くの地元の人にミアガオ教会で降りたいと伝えておくと良いと思います。

 

 イロイロシティにはもう1つ文化遺産になっているモロ教会があります。わたしが訪れた際は、結婚式の準備がされていて、内装も美しかったです。

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 モロ教会の他にハロ教会という教会もイロイロシティの中で歴史ある教会のひとつとして有名で、ハロ公園の中にあります。このハロ公園周辺は夜まで出店などで賑わっていて、わたしの通っていた学校からは徒歩10分ほどだったので、よく遊びに行っていました。ちなみにスペルが"Halo"ではなく"Jalo"なので調べる際にはご注意を。

 外に付けられた2階に続く階段を登ると。ショーケースに飾られた成人がいて赤んぼうを抱いています。何でもこの人形が少しずつ大きくなっていると信じられていて、とても神々しいものなんだそうです。

ガリンファーム  

 イロイロから日帰りで行ける場所で1番おすすめの場所がここです。この場所は、キリスト教にまつわる銅像などもありますが、名前の通りファームでもあるので、動物や草花も楽しむことができます。

 パーク内に入ってすぐに目に入ってくるのは、長い長い階段。とっても長いんですが、ただの階段ではなくノアの箱船や最後の晩餐に代表されるキリスト教の歴史にまつわる銅像が順番に並べられており、歴史を学びながら頂上に向かうことができます。

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 そして、長い階段の最後に待ち受けているのがこの絶景。これは、想像を超えていて感動しました。この階段の奥にもまだまだ続きがあります。

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 こちらも、行き方はモロターミナルからガリンファーム行きのジプニーが出てい流ので、それに乗って1時間半ほどでジプニー降り場まで到着して、そこからトライシクルにて10分ほど移動します。トライシクルは交渉して値段を決めます。入場料は150ペソ。

 

ディナギャンフェスティバル  

 観光名所ではないのですが、フィリピンを代表するお祭りの1つです。毎年1月の第4週末にあるそうで、運良く参加することができました。フィリピン全土から若者たちが集まり、それぞれの地域の伝統衣装を纏って、パワフルに踊ります。有名人や海外旅行客なんかもこれを目当てに来るそうです。これはすごく楽しかったし、想像以上の盛り上がりと手の込んだパフォーマンスは見る価値ありです。

 見るのは、無料なんですが、前の方の見やすい席を取ろうと思うとフィリピンにしてはお値段高めの1500ペソから2000ペソでした。最初はちらっと見る程度のつもりだったのですが、迫力に圧倒されて もっともっと近くでみて見たくなって席を買ってしまいました。 

まとめ

 イロイロシティは決して都会ではなく 便利な場所とは言えませんが、フィリピンのローカルな生活を感じながら、のんびりする場所として最適だと思います。

 まだまだ、ここに書ききれないほど思い出も 良いところもたくさんあるので、誰かがこの記事を見て少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。