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北海道ニセコ周辺の山々を登る 日本一危険といわれる太田山神社にも遠征

 北海道で派遣看護師をしていた時に、病院の院長先生と師長、同僚の看護師、介護士で 登山部を結成して 近辺の山々を一緒に登っていました。みんな本格的な登山経験者だったわけではなく 初心者だったので、ニセコ周辺の気軽に登れる山々を紹介していきたいと思います。

羊蹄山

 富士山に似た美しい姿から蝦夷富士とも呼ばれています。ニセコ周辺にドドンと存在感を放っている羊蹄山は、遠くから見てもとっても素敵です。

 

 友人が招待してくれたバーベキューパーティ。家の庭からは 羊蹄山を眺められるという素敵な立地。

 羊蹄山には4つの登山ルートがあります。1番人気で 登りやすい真狩コース、真狩コースと同じぐらいの難易度で登れる倶知安(比羅夫)コース、最も古くて 少し過酷だった京極コース、わたしは登ったことがないけれど 足場が悪いという喜茂別コースです。真狩コース、倶知安コース、京極コースの3種類の登山口から登ってみて わたしは倶知安(比羅夫)コースが登りやすくて1番好きでした。

 9号目付近に天候の急変や登山者の体調不良のために避難小屋がありますが、売店等はないので 登山中の水分や軽食、頂上で昼食休憩する場合は食事の準備もお忘れなく。

 

イワオヌプリ

 ゆっくり登っても往復2時間ちょっとで行って帰って来れるので、子供を連れた家族も登山を楽しめる 登りやすい山です。頂上付近では、急斜面と岩場が多くなるので 落石には注意が必要。

 山頂からは羊蹄山を見ることもできます。

 イワオヌプリからアンヌプリへ縦走するコースも人気のようです。

尻別岳

 留寿都コースと喜茂別コースの2つの登山口があります。わたしは、留寿都コースから山頂を目指しました。小学生の子供が2人いる友人家族が 簡単に登れたと言っていたので、小さい子供連でも大丈夫そう。

 

 山頂付近になると急斜面が続くようになり、何箇所かロープ場もありました。ロープを使わなくても登れそうですが、ロープの力を借りて急斜面を登りきります。生憎の天気だったので、頂上から本当は見えるはずの羊蹄山も今回は見ることができませんでした。

昆布岳

 外観はとんがった可愛らしい形をしている昆布岳。尖った見た目から登山道は急勾配になっているのかと思いきや最初の方は しばらくハイキングコースのような歩きやすい登山道が続きます。

 7合目を過ぎたあたりから徐々に起伏が激しくなってきます。

 山頂の標識がなんとも可愛いらしい。昆布岳という名前は 海藻の昆布が由来ではなくアイヌ語の「コンポ・ヌプリ(小さなコブ山)」を意味しているそうです。

空沼岳

 ニセコから少し足を伸ばして、札幌市内にある空沼岳にも登ってきました。空沼岳には空沼をはじめ大小6つの沼が点在していて、いくつかの沼は登山道からも見ることができます。中でも真簾沼は広大でした。この辺りで休憩。

 割と緩やかな道を3時間ほど登ると頂上に到着です。

 

 頂上では北海道限定の札幌クラシックで乾杯。賑やかにしていると可愛いエゾシマリスも遊びに来てくれました。

太田山神社

 こちらもニセコからは足を伸ばして久遠郡せたな町へ。のどかな町に位置する太田山の中腹にある太田山神社に参拝と登山をしてきました。この神社は、日本一危険な神社とも言われているそうです。入り口から見える階段だけでも神社としては なかなかハードそう。

   階段の後には急な坂道も続きます。そして、この神社が日本一危険と言われる所以は 最後のロッククライミングのような鎖場にあります。ネット上では 死者が出ているとの表記もみかけました。確かなことはわかりませんが もしも転落してしまえば大きな事故にも繋がってしまいかねない なかなかの高さの鎖場です。とはいっても、ひとつひとつ安全を確認しながら落ち着いて登れば 無事に辿り着くことができます。軍手を持っていくことをおすすめします。

 鎖場を登り切ったところに、神社の祠があります。振り替えると この絶景。片道40分ほどでしたが 最後の鎖場で緊張したので ちょっと疲れました。そして、帰りに鎖場を降りる方が怖かったです。

 雨の日は滑りやすくなると思うので、大きな事故にならないためにも 晴れた日に挑戦することをおすすめします。

 

まとめ

 北海道には登山初心者向けの山もたくさんあるそうで、北海道の広大な自然を山登りと共に楽しむのもいいですね。

 今回 紹介した山々は初心者でも登れる日帰りの山ばかりなので、北海道に滞在する時にはぜひチャレンジしてみてください。