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カンクンの無料ビーチ と チチェンイッツア遺跡ツアー

 今回のメキシコの旅の最後の目的地 カンクンにやって来ました。カンクンカリブ海に面するメキシコ屈指のリゾート地として有名で、世界各国からたくさんの観光客で賑わっています。カンクンには2週間ほど滞在していたので、わたしの訪れた観光名所や治安についてまとめていきたいと思います。

治安について

 カンクンは、他の主要都市に比べて治安がとても良いと言われています。今や各国から観光客の集まるリゾート地ですが、元々はメキシコ政府が観光業に力を入れて先導をきって開拓されたのが始まりだそう。その際に問題となったが、メキシコの治安問題です。もともと犯罪が少ないエリアとして開拓地に選ばれたカンクンですが、さらにメキシコ政府はその治安を維持するために多大な努力を費やしてきているそうです。

 

 たしかに、実際に街歩きをしていて、危険な雰囲気を感じたことはありませんでした。特に、ホテルゾーンに滞在する場合はダウンタウンから離れていて、リゾート地として土地自体が独立しているため犯罪が起こりにくいように思います。とはいっても、治安の良さに胡座をかかず、基本的な安全対策をしておくことに越したことはないと思います。

ホテルゾーン

 カンクンは 観光客の集まるホテルゾーンと、地元の人が生活しているダウンタウンに分かれています。ホテルゾーンは、1本の道を中心としてできた細長い砂州のような地形です。人工的に作られた地形かと思うぐらい変わった形なのですが、もともとあったビーチ沿いの細長い土地を利用して、リゾート地として開拓が進められたんだそうです。ホテルゾーンには、ホテル群をはじめとして ショッピングモールや高級レストラン、ナイトクラブなどが立ち並んでいます。

 わたしは ダウンタウンの宿に滞在していたのですが、せっかくならホテルゾーンも見てみようと思い 散策してきました。滞在していたロサスシエテの宿から、ホテルゾーンの入り口まで1時間ぐらいかけて歩いていきました。天気が良かったので散歩がてら歩いていったのですが、ADOのバスターミナルやダウンタウンのバス停からホテルゾーン行きのバスも出ていて、一律12ペソでホテルゾーンまで移動できます。

 ホテルゾーンの入り口について、少しずつホテルやコンビニなどが出てきて、奥に進めば進むほど高級感が増していきます。ホテルゾーンは、入ってからがめちゃくちゃ長く 立ち寄ろうとしていたショッピングモールまで10キロ以上もありました。ということで、結局近くのバス停からバスに乗りました。ホテルゾーン内だと一律で10ペソです。

 

 バスを降りて、カンクン最大のショッピングモール「La Isla Shopping Village」にやって来ました。約200店舗以上が入っている大型アウトレットショッピングモールで 中には観覧車までありました。さすがリゾート地という感じ。お土産屋さんも充実していて、地元の市場で買うよりも もちろん値は張りますが、品質がとって良かったです。

www.tripadvisor.com

ドルフィンビーチ

 「La Isla Shopping Village」を後にして、さらにバスに乗ってドルフィンビーチにやって来ました。ちなみにバスから降りるときは、maps.meのGPSで現在地を確認しつつ目的地の近くになったらバスの中にあるブザーを押して降りていました。

 ドルフィンビーチは無料のビーチの中で1番広いので、たくさん人がいても気になりません。"CANCUN" をかたどったモニュメントがあることでも有名です。ビーチにあるヤシの木でできたパラソルも自由に使うことができて、トイレやシャワーも設備されていてるので快適です。

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チチェンイッツア遺跡

 チチェンイッツアは、世界遺産にも登録されているマヤ文明の遺跡です。カンクンからは車で3時間ほど、日帰りでいける場所にあります。個人で行く方法もあると思うのですが、わたしはカンクンから日帰りのツアーに参加しました。ダウンタウンやホテルゾーンにもツアーディスクがあるのですが、わたしは滞在していたロサスシエテからツアーの手配をお願いしました。カンクンからのバス移動と入場料、遺跡のガイド(英語)、ビュッフェ式の昼食がついた丸一日のツアーで35USドルだったので個人で行くよりもお得に行けたと思います。

 

 入って最初に目にするのは カスティーヨと呼ばれるピラミッドで、マヤの最高神とされるククルカンが祀られています。このピラミッドは、マヤの暦を表す構造をしていることでも有名です。春分の日秋分の日の太陽が沈むときには、階段の西側に太陽が傾いたときに作られた影が 階段の最下段に祀られたくクルカンの頭部と合わさって、神殿からうねりながら降りてくるクルカンの姿が写し出されるんだそうです。それを発見した人もすごいけど、大昔に太陽の動きを計算して建築物を建てたマヤ文明の人たちに感服です。きっとまだ発見されてない秘密がこの遺跡に隠されているのだと思うと、なんとも神秘的な場所でした。

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 カスティーヨ以外にも、生贄の場になったともされる球技場やチチェンイッツア唯一の水源とされていたセノーテ、天文台などの見どころもあります。ガイドさんから説明が聞けるのもあって、見応えのある遺跡でした。

まとめ

 他にもカンクンからレンタカーをしてピンクレイクに行くことも考えたりしたのですが、ちょうど雨季の時期だったので もしかしたら雨の影響で湖が濁っているかもしれないということで断念しました。乾季に行かれる方は、バスやタクシーのチャーターをしてカンクンから日帰りでいけるそうなので ぜひ。