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カンクン 頑固親父の日本人宿 ロサスシエテで麻雀ナイト

 カンクンには、ロサスシエテとカサ吉田という2つの有名日本人宿があって、わたしはロサスシエテに2週間以上宿泊していたので、宿の雰囲気や値段などについて紹介していきたいと思います。

 

 タイトルだけ読むと悪口みたいですが、むしろその逆でオーナーの奥谷さんがとっても人間味のある面白い方で、居心地の良い宿でした。

バカラルからカンクンへの行き方

 バカラルからカンクンへはADOのバスが運行しています。前日にバスターミナルでチケットを購入しておきました。夜行バスから日中のバスまで1日に10便以上も運行しているようです。 ちなみに、ADOのバスにはプロモーションがあって値段が半額近くになることがあると以前にも紹介したのですが、ホームページでプロモーションや出発の時間帯を確認することができて 便利なので下にリンクを貼っておきます。事前にネットでチケットを購入することもできます。

https://www.ado.com.mx/#/

 

 バカラルを11時前に出発して、5時間ほどでカンクンに到着です。カンクンでの到着場所は、下の地図の赤丸で囲んだバスターミナルです。ちなみに、青丸で囲んだところがロサスシエテの場所なので、ロサスシエテに泊まる場合は バスターミナルから歩いて5分ほどの好立地です。

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ロサスシエテ

 わたしは予約せずに行ったのですが、オーナーの奥谷さんが日本に帰るタイミングで宿を閉めている時もあるそうなので、事前に連絡しておく方が確実だと思います。

 黒い鉄製の扉の横にインターホンがあるので、鳴らすと奥谷さんが出てきてくれました。部屋が空いているかと尋ねると「空いてるけど」とぶっきらぼうに答えるので、思わず笑ってしまいました。チェックインをすると、前回オアハカからサンクリまで仲良くしていたカップル2人組に再開してテンション上がりました。

料金

 料金は男女別ドミトリーが180ペソ、個室は2人で420ペソ(共同バスルーム)と470ペソ(専用バスルーム)となっていてます。共有スペースのホワイトボードに米ドル払いや長期滞在の割引などについて書いてくれてありました。宿泊費は朝食込みで、準備しくれてある食パンを好きなだけと ゆで卵を1人1つ用意してくれてあります。トースターやジャムも準備してくれてあるので簡単だけで十分な朝食です。ゆで卵はキッチンのコンロの上でお湯に入ったままなので、自分でそこから取り出して いただきます。

 

 そして、わたしがロサスシエテに滞在するまではなかったのですが どうやら奥谷さんホームページを作られたようです。何だか奥谷さんに似合わずお洒落に仕上がっていることにびっくりしていますが、「慣れない作業とオジさんの仕事だと大目に見ていただけたら幸いです」というメッセージが何とも可愛いです。

cancunrosas7.amebaownd.com

 ちなみにもう1つの日本人宿 カサ吉田は、もともとドミトリーもあったそうなのですが、現在は個室だけということで、値段は個室が2人で31.5USDとロサスシエテと比べると高めの値段設定ですが、ホームページを見てみるととっても清潔で心地良さそうなお部屋なので家族やカップルで泊まるのに良さそうです。

宿の設備

 宿の掃除は奥谷さん1人でやっているようで、気が向いたら掃除するスタイルなので 綺麗というわけではないけど 問題ない程度です。キッチンは少し汚かったかもしれませんが、料理する気を失うほどではありません。奥谷さんはご飯を作るのも面倒くさいようで、最後の方は奥谷さんと一緒にシェア飯をしていました。宿にはウォーターサーバーがあるので、いつでも冷たい水を飲むことができるのも嬉しかったです。

 Wi-Fiはサクサクで、共有スペースだけでなくドミトリーでも使えました。情報ノートや日本の漫画などが充実してので、天気が悪いときも時間を潰しながらのんびりくつろげます。一階のキッチンの奥には洗濯できるスペースと干場があります、天気さえ良ければすぐに乾くので洗濯しがいがあります。値段を忘れてしまったのですが、洗濯機も有料で貸してもらうことができました。

 

 カンクンから、トゥルムやコスメルやキューバなどに行ってまたカンクンに戻ってくる場合には宿で荷物を預かってくれるので、身軽な荷物で移動できるのでありがたい。

宿の雰囲気

 タイトルにもあるように、オーナーの奥谷さんに いっけんすると頑固親父のような雰囲気があります。頑固は頑固なのかもしれませんが、大体は共有スペースにいて 宿泊者同士で相談していたりすると いつの間にか話の中にいてアドバイスをくれます。

  口も悪いのですが、とっても人間味のある人柄が伝わってきて、さすが長年日本人宿を経営している方だなぁと思いました。親戚のおじちゃん家に夏休みに遊びにきたようにリラックスして夏を楽しんでいる感覚になる良い宿です。

 奥谷さんは麻雀が大好きで、宿泊者に麻雀ができる人がいるととっても喜んで、毎晩 麻雀をやらないかと嬉しそうに誘ってくれます。入口の喫煙スペースに麻雀卓があるので、そこで毎晩のように奥谷さんと麻雀をして遊んでもらいました。人数が集まらない時は、麻雀未経験の旅人にも「ルールを教えてあげるから やってみないか?」と声をかけて、とにかく麻雀がしたくて仕方がない様子。わたしも 久しぶりだったので、ルールを忘れかけていましたが 楽しかったです。

 

 

まとめ

 カンクンで ある程度観光を済ませたら、特にやることもないので 宿で他の宿泊者の人と雑談たり、 漫画を読んでだり、散歩したり、麻雀したりで1日が終わってしまう日もありましたが、それも長期旅行の醍醐味。ロサスシエテは、カンクンでのんびりと時間を過ごすことができるおすすめの宿でした。