バンフを楽しんだ後に カルガリーで1泊して、カルガリーから車でアメリカに入国して 約10時間の長距離移動。友人と運転を交代しながらイエローストーン国立公園を目指します。
イエローストーン国立公園は、世界で初めて国立公園として認定された場所なんだそうです。今回のロードトリップでは、ジャスパー国立公園、バンフ国立公園と国立公園巡りの旅になっていたので 最後に世界初の国立公園に遊びに行けてワクワクです。
高速道路の料金所のような場所で入場料( 乗用車1台35ドル/7日間)を支払って国立公園に入ります。カルガリーから大移動の1日だったので、Mammoth Campground まで行って早めに休もうと計画していましたが、長時間の運転に疲れ気味でキャンプグラウンドまで辿り着くことを諦め、 この日は車中泊をして 翌朝から国立公園を見て周ります。
Morning Glory Pool (モーニンググローリープール)
朝顔の形に似ていることからモーニング グローリーと名付けられたそうで、実際は写真で見るよりももっと鮮やかなグラデーションになっています。
中央の青い部分はバクテリアが住めないほどの高温のため綺麗な青色になっていて、外の層は 温度によって異なるバクテリアが住んでいるので グラデーションになって見えているんだそう。
マナーの悪い観光客がコインをコインを投げ込むことが問題になっているそうで、コイン等の投げ込みが 続けば現在のような 鮮やかなグラデーションが見えなくなってしまうんだそうです。わたし達が訪れた時にも、何枚か水の中にコインが沈んでいました。
The Old Faithful Geyeser(オールド・フェイス・ガイザー
モーニング グローリープールのあるエリアにある世界で最も有名といわれる間欠泉なんだそうです。30分から120分の間隔で25メートル以上も噴き上がる姿を見ることができます。1回の紛失で4万リットルもの水が噴き出るそうです。到着して それほど待つことなく 高く噴き上がる様子を見ることができました。
安全のため間欠泉を遠くからしか眺めることができないので思っていたよりは迫力がなかったですが、今まで見たことのない自然の現象を体感できたのは良かったです。
Biscuit Basin (ビスケット ベイスン)
モーニンググローリープールから少し走った所にあります。透き通った何とも言えない青色が綺麗なSapphire Pool (サファイアプール) を見ることができます。
駐車場から5分ほど歩けば見れる距離にあるので、時間がないし どうしようかなと迷っている人も ぜひ見に行ってみてください。周りには熱湯を噴出している間欠泉もいくつかあり、整備された木製のトレイルを散策できます。
どれだけでも見てられますが 他にも移動する事を考えて15分ほどの滞在でしたが、大満足でした。
Grand Prismatic Spring (グランド・プリズマティック・スプリング)
たくさん見所のあるイエローストーン国立公園ですが、わたしが1番感動した絶景がここです。
直径約110メートル、深さ50メートルもあるアメリカ最大の熱水泉です。最初に紹介したモーニンググローリプールと同じく、中央の青い部分はバクテリアが住めないほどの高温のため綺麗な青色になっているんだそう。写真では全然伝わらないなとガックリするぐらい実物は本当に綺麗でした。
全体像を見るには近くにある展望台に向かいます。展望台までの道のりは思ったよりも距離があって 往復で30分ちょっとは みておいた方がいいと思います。上り下りはあるものの歩きやすかったです。
すぐ近くに遊歩道があって、そこからも見ることができます。湯気でなかなか中央の青さが見えませんが、熱気と独特な匂いを感じることができます。
まとめ
1日以上滞在していたのに大分とざっくりとした紹介になってしまいましたが、自分の覚書のためにも残しておきたいなと思って記事にしました。
カナダの南部に滞在する予定のある方は、ぜひイエローストン国立公園まで足を伸ばしてみてください。カナダも もちろんのことなのですが、アメリカの広大な自然は圧巻でした。