キューバに来る前から、「キューバはご飯が美味しくない」と旅人の噂で聞いていました。なかには、ご飯が美味しくなかった事を理由に予定より早くキューバを出国したなんていう旅人にも会ったことがあります。結論から言うと、全然そんなことない。というかもはや、限られた物資しかない キューバという国で、大満足の食事だったと思います。
そんなキューバのハバナでわたしが食べたものを紹介していきたいと思います。
Galy Cafe
カピトリオの近くにあるレストランです。ピザやパスタ、肉料理、魚料理などがおいてあります。メニューは全てモネダ価格で表記されていました。わたしは、"Rova vieja"という牛肉を煮込んだキューバ料理とロブスターのアヒージョを頼みました。キューバは、ロブスターが安く食べられるということで有名だそうです。確かに安い、値段は210モネダ。他のロブスター料理もいくつかあって、同じく210モネダで食べることができます。エビと何が違うんだろうといった感じは多少ありますが、エビよりも弾力がしっかりあってプリっとしていて美味しかったです。
La Bodeguita del Medio
このお店は、文豪ヘミングウェイが足繁く通ったお店として有名です。ヘミングウェイは、世界中を旅しながら執筆を行った作家で、お酒をこよなく愛していたそうです。そんなヘミングウェイが人生の3分の1を捧げた場所がここキューバなんだそうです。このお店で飲めるのは、キューバを代表するカクテル モヒートです。ミントの後味が残って、さっぱりと美味しかったです。お値段は4CUC。他のバーで飲むと1杯1CUCが相場なので 少しお高めですが、ヘミングウェイが通ったというお店で飲むお酒は何だか格別です。ミーハーですみません。
バーの奥と2階はレストランにもなっているので、食事とモヒートを楽しむこともできます。わたしは、バーのみの利用でした。次から次へとオーダーが入るので、バーデンダーは大忙しでしたが、受けたオーダーをまとめてササッとスマートに作ります。このバーテンダーの方、とても親切で わたしが写真を撮っていると取り終わるまで動かさずに待っていてくれました。
Museo del chocolate
ここでは、キューバ産カカオを使ったチョコレートを味わうことができます。チョコレート売り場では、お土産用のチョコレートを買うこともできます。チョコレートが大好きなわたしは、小さいチョコレートを何個か自分用に買いました。中には、カフェが併設されていて ここで1番有名なのがチョコレートスムージー。甘すぎず、さっぱりしたスムージーでした。
お土産には、板チョコを買われる方も多いそうです。午前中には売り切れてしまうとネットの情報で見ました、確かに私が訪れた午後には売れ切れていたようです。小さい1口サイズのチョコレートはたくさんありました。
Restaurante La Juliana
泊まっていたカサから近かったので、お酒を飲みに行ってきました。ここでは、フローズンダイキリと少しお腹がへっていたのでタコスをオーダー。夜は バーになっていますが、日中はレストランとして営業しているようです。
Crepe Sayu
こちらは、日本食屋さん。日本を離れてしばらく、日本の味が恋しくなってきたところでなんとハバナに日本食屋さんがあるということで訪ねてきました。まず、安い!海外で日本食屋さんに行くと 結構なお値段がするものですが、私が頼んだカツ丼は2.5CUCと破格の値段。ボリュームもしっかりあって、味も美味しかったです。
人民食堂
人民食堂とは、現地の人が利用しているレストランのことで、いわゆるローカルレストランのことです。大体は、レストランの様な店構えではなく、一般の家のような見た目です。どうやって見つけるかというと、雰囲気なのです。人だかりができていると思って覗いてみると、人民食堂があったりします。
わたしも地元の人に混じって食べてみます。わたしの通った人民食堂は中に席がないので、オーダーしてお金を支払ったら外で立って食べます。わたしはその辺に座って食べていました。食べ終わったら、お皿だけ返しに行きます。ボリュームは文句なしで、味もすごく美味しくて安いです。このご飯はコングリというもので 黒豆と一緒にご飯を炊いていて、しっかりと味がついていて これだけで食べても十分美味しい。
まとめ
冒頭でも書きましたが、キューバのご飯は決してまずくないと わたしは胸を張って言えます。ただ、わたしは決してグルメな舌を持っているわけではないので、当てにしすぎないでくださいね。グルメを求めてキューバにやってくる人もいないと思うので、多少まずかったとしても そこは割りきっていきましょう。