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キューバの玄関口 ハバナの見どころまとめ

  キューバの玄関口であるハバナキューバの首都であり、カリブ海最大の都市です。キューバの中で最も栄えている場所でもあると思います。中心街は音楽が流れ、レトロな車が行き交っています。そんな、ハバナの見どころについて紹介していきたいと思います。

革命広場

 キューバといえば、この場所を思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。こちらは、キューバの新市街と呼ばれる場所に位置しています。何だか観光スポットのようになっているのが この広場ですが、内務省や郵政省など政治関係の施設が立ち並ぶ場所でもあります。実際に今も 集会のための広場として使われているそうで、多い時には数十万人が集まることもあるそうです。

 

 タクシーやバスで行く方法もあるみたいですが、私は旧市街から歩いていきました。キューバを感じながら、のんびり1時間ほどの道のりです。途中、10モネダでアイスクリームを食べました、安いのに美味しい。そんなこんなしていると革命広場に到着です。

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 絵になりますね。アメ車との相性バツグンでした。内務省の建物にチェ・ゲバラが描かれています。右下には "Hasta la victoria siempre” という言葉が刻まれていて、 ”常に勝利に向かって" という意味だそうです。この建物の右側にはカミーロ・シェンフエゴスが描かれており、 "Vas bien, Fidel" という言葉が、これは  ”いいだろう、フィデル"という意味だそう。フィデル・カストロのことですね。

サンホセ民芸品市場

 港の近くにあり、倉庫を改装して作った民芸品市場です。この市場、結構広くてアクセサリーやポストカード、 Tシャツ、革製品、絵皿やマグネット、マグカップなどなど色んなものが置いてあります。その中でも、一際目立っていたのが絵画です。ラテンを感じる明るい配色の絵画やノスタルジックなものチェ・ゲバラ肖像画など、どれもキューバらしくって、とっても素敵でした。

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 買い物が終わった後は、港に出てピニャコラーダを飲みながら休憩。このピニャコラーダは、市場の中で3CUCで購入。中身をその場でくり抜き、パイナップルの器に作り立てのピニャコラーダを注いでくれます。くり抜いたパイナップルの中身も袋に入れて持たせてくれます。キューバに来るまで ピニャコラーダを知らなかったのですが、甘党のわたしは これにハマって、キューバでも何度も飲んでいました。ラムをパイナップルジュースとココナッツミルクで割って、氷と一緒にシェイクしたカクテルだそうです。

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チェケバラの壁画

 よく旅人の写真なんかでも見かけるのが、このチェケバラの壁画。わたしは メインストリートであるオビスポ通りの近くにあるものだと思い込み、探しまわりました。周りのキューバ人に尋ねてみたものの、キューバの人々にとってただの落書きの1つでしかないようで 誰も知りませんでした。もういいやと諦めて、サンホセ民芸品市場に向かう途中に発見しました。こんなところにあったんだ。

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 事前にネットで調べた時にみた写真よりもだいぶと色あせていました。そのうち、自然になくなってしまうのかもしれませんね。場所は、赤丸で囲んだ場所でにあって、青色で線を引いた場所がオビスポ通りで、紫色の丸がサンホセ民芸品市場です。

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ハメルの路地

 スペイン語カジェホン デ ハメル(Callejon de Hamel)。ここは、ハバナの住宅街の中にある アートで埋め尽くされた路地です。わずか2ブロックほどですが、所せましとアートが施されています。ここは 1990年代よりサルバードール・ゴンサレスという方によって手がけられ、アフロンキューバ文化を広めるために作られたものなんだそう。昔アフリカから奴隷としてキューバに連れてこられた人々がここの作品のモチーフとなっているそうです。なかなかシュールな作品で溢れています。

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 日曜日の正午12時前後より、ルンバやパーカッションの生演奏がこの路地にて披露されています。私も、ちょうど日曜日にハバナに滞在していたので見に行ってきました。決して大規模ではなく、路地のなかでこじんまりと行うものでしたが、見応えがありました。

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 場所はこちらの赤丸で囲んだ赤ピン辺りです。左下のピンをうってある場所は、革命広場です。

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フエルサ要塞

 ハバナにはキューバを植民地化していたスペイン時によって建てられた4つの要塞が旧市街にあります。この要塞群と旧市街は世界遺産に登録されています。4つの要塞のうちで最も古いものがこのフエルサ要塞。この要塞は1555年に建築されたもので、当時は木造の要塞だったそうです。フランス軍によって焼失された時に サンゴ石を使った強固な要塞へと再建されたんだそうです。わたしは、4つの要塞群のうちこのフエルサ要塞のみ訪れました。入場料は3CUCです、要塞内で写真を撮りたい場合は別途4CUCが必要です。

 現在はもちろん要塞として使用されていないのですが、実際に使われていた砲台や物見台などを今も見ることができます。砲台を見るために入場する分には 入場料は必要ないようです。

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ストリートアート

 ハバナに限ったことではないのですが、散歩しているとたくさんのストリートアートに出会います。このストリートアートがなかなかセンスのあるものやシュールなものがあったりして、街歩きをいっそう楽しいものにしてくれます。

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まとめ

 ハバナでは、現代的で緩やかに変わりつつあるキューバという国を見ることができます。食料や日常品は主に配給にて生活しているとネットの記事を読んでいたので、イメージ的には古典的な暮らしを思っていましたが、私が想像していたよりも遥かに都会で 便利な生活でした。キューバを訪れる人の中には 短期の旅行でハバナだけを数日間旅する人もいましたが、せっかくならハバナ以外の地にも足をのばすことをおすすめします。キューバの魅力は、ハバナにとどまらないのです。