こんなに素敵な地をたくさん旅しているので携帯のカメラでは勿体ないなと重い腰をあげて ついに一眼レフカメラを購入しました。自分が出会った旅の場面を自分のカメラに収めて思い出として記録していくことが こんなにも楽しいということに気づいてからは、どこにでもカメラをぶら下げて出かけるようになりました。
こんな記事を書いていたら、たいそうなカメラ小僧だと思われるかもしれませんが、カメラを撮るのは大好きでもさっぱりの機械オンチで、詳しいことは何にもわかりません。使っているカメラも初心者モデルです。せっかく一眼レフを購入したのに、最初はカメラのAUTOしか使っていませんでしたが、せっかく買ったんだからと カメラの設定について少しずつ勉強したので、簡単にまとめていきたいと思います。カメラの専門書を読んで難しかった内容を、自分が分かりやすくまとめた基礎の基礎ですので、同じ境遇の方に読んでもらえたら嬉しいです。
オート機能
オート機能と呼ばれるものは、AUTOと書かれた全自動オートと、P , S (TV) , A (AV)モードという3つのオートがあります。まずは、この3つのモードについて紹介していきます。
Pモード(プログラムオート)
最初はPモードとAUTOって何が違うんだろうと思っていたのですが、AUTOは まさしくシャッターを切る以外は全ての設定がカメラ任せなのに対して、Pモードでは被写体の明るさに応じてF値とシャッタースピードを自動で決めてくれて、ホワイトバランス、ISO感度、露出補正は自分で設定することができます。これらの機能が何なのかについては また後に書かせてください。
わたしは実際に使ってはいないのですが、コマンドダイヤルといって F値かシャッタースピードを変えることもできるそうです。わたしの使っているニコンではPモードでもシャッタースピードを変えることができ、そのシャッタースピードに応じてF値を自動で変えてくれます。シャッタースピードが早くなるとF値が開き、シャッタースピードが遅くなるとF値が絞られます。
これはニコンの場合だけかもしれませんが、Pモードでコマンドダイヤルを動かすと画面の左上にあるPのマークの横にアスタリスクマーク(✳︎) がつきます。このアスタリスクが消えるまでコマンドダイヤルを回すか 1度電源をOFFにしたり、他のモードに移行するとコマンドモードが終了となりカメラがシャッタースピードとF値を決めてくれるモードに戻ります。
S (TV)モード(シャッタースピード優先オート)
Sモードとは、シャッタースピードを自分で設定し、F値とISO感度をカメラが自動で設定してくれるモードのことです。シャッタースピードを自由に変えることで、被写体の動きにフォーカスした写真が撮ることができます。このシャッタースピードについても、最初は何んのことやら さっぱりだったので、これについても後で簡単に説明したいと思います。
ホワイトバランス、ISO感度、露出補正は自動でカメラが設定してはくれますが、自分の好みに合わせて変更することも可能です。
A (AV)モード(絞り優先オート)
Aモードとは、F値を自分で設定し、シャッタースピードとISO感度をカメラが自動で設定してくれるモードのことです。自分の撮りたい写真に合わせてピントを中心とした被写体のボケ具合を調整した写真を撮ることができ、いわゆる これぞ一眼レフの写真だというようなボケを活かした写真にも挑戦できます。
このモードもSモードと同じく、ホワイトバランス、ISO感度、露出補正は自動でカメラが設定してはくれますが、自分の好みに合わせて変更することも可能です。
マニュアルモード
オート機能でカメラが自動で設定してくれないモードがマニュアル (M) モードです。わたしは最初にカメラを購入した時に、難しいことは何もわからなかったのでAUTOモードしか使ったことがありませんでした。ある時 友人に せっかく色んなところに行っているのに、AUTOモードしか使わないのは勿体ないと言われて、確かにそれもそうだと思った単純なわたしは 訳も分からぬままにマニュアルモードに手をつけて挫折したのを よく覚えています。
マニュアルモードで全部をいちから調節するよりはオート機能モードの中のSモードやAモードの方が設定を自分好みに調節しながらカメラが自動調節も行ってくれるので自分には合っているのかなぁと思いますが、オーロラを撮る時など腹を据えて ”コレ” を撮ると決めた時は、苦戦しながらもマニュアルモードを使ったりしています。
まとめ
あくまで私もカメラ勉強中の初心者なので、説明が至らない点などなどあるかと思いますが、同じく初心者の方の目に止まって、少しでも興味を持ってもらえたり、お役に立つことができたら幸いです。
ブログのアイキャッチ画像を何にしようかなぁと考えていたのですが、わたしが一眼レフで初めて撮った この1枚にします。それまで旅には携帯のカメラで十分と思っていたわたしが、カメラに手を出して、この1枚でカメラってすごい!と思い直した写真です。決して撮り方も上手くないし、何ならAUTOで撮りましたが、携帯やデジカメでは出せない味がありました。