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世界3大ウザイ国 モロッコは全然うざくなかった トドラ渓谷、マラケシュ、エッサウィラ 編

 前の投稿では、シャウエン、ティトゥアン、フェズ、メルズーガについて お話ししました。今回は、モロッコ旅の後半について紹介していきたいと思います。

トドラ渓谷

 トドラ渓谷には、有名な日本人宿が2つあります。モロッコを調べていると名前を見かける機会の多いノリコさんがオーナーの「メゾンラフルール」と日本人とモロッコ人の夫婦が家族で経営している「アーモンド」です。

 

 わたしは、これだけ旅人のブログを賑わせているノリコさんに会ってみたいのと、日本食が恋しくなったのでメゾンラフルールに宿泊してきました。ノリコさんはホスピタリティのある素敵な女性で、評判の日本食も本当に美味しかったです。これは うっかり長居してしまうのもわかります。ちなみに、トドラ渓谷滞在中にフェズで出会った旅人がアーモンドに宿泊していたので遊びに行ったのですが、こちらでも日本食を食べられるうえにオーナーご夫婦も とっても素敵な方で どちらの日本人宿も大当たりです。

 Wi-Fiも安定していて温水シャワー付きで、宿も清潔。洗濯は、ノリコさんから大きなタライを借りて川で洗いました。地元の人も川で洗濯していて、主婦の井戸端会議が川で行われていて楽しそう。宿には洗濯機もあるので、希望があれば貸してもらえます。

 トドラ渓谷を散歩したり、たまたま出会ったモロッコ人のお兄さんにトレッキングに連れていってもらったり、宿で出会った日本の旅人とタクシーをチャーターしてトドラ渓谷の先にあるイミルシルという町で湖をみたり、宿の共有スペースや屋上で本を読んで過ごしたり 本当にのんびり1週間ほど過ごしました。

マラケシュ

 ここにも日本人が経営する宿があるけど、トドラ渓谷で満足したのか あまり惹かれず、日本人に人気の安宿「Hotel Medina (ホテルメディナ)」に宿泊。ここで、アラビア語の学校に通うために長期滞在している 日本人の方に出会ってフナ市場を案内してもらったりしました。

 

 マラケシュでは観光という観光はせずに、スークと呼ばれる市場や伝統工芸館でお買い物をしたり 夜になったらフナ市場を覗いたり、フナ市場の賑やかな灯りを高台から眺めたりして過ごしました。トドラ渓谷で のんびりモードにスイッチが入ってしまったのか、あんまりマラケシュに長居したい気持ちにはなれず2泊ほどで満足して次の街に移動することにしました。

 宿にはモロッコ雑貨の仕入れに来ている人もいたりと、マラケシュは質が良いものが 安く手に入るんだそう。お買い物が好きな人は 穴場や掘り出し物を探してみるのも楽しそう。

エッサウィラ

 マラケシュからバスに揺られること3時間ほど 白と青の町並みが印象的なモロッコ南部のエッサウィラに到着です。賑やかで活気あふれるマラケシュとは対照的で、ヨーロッパの雰囲気が漂う小さな港街です。旧市街は世界遺産に登録されていて、モロッコ人が1度は来てみたい地として憧れる街なんだそう。確かに、他のモロッコの街とは違うモダンでおしゃれな街です。

 最初は感動していたモロッコ料理にも そろそろ飽きてきたところで、港町ならではのシーフード料理のお店やお洒落なカフェがたくさんあって嬉しい。まだまだモロッコ料理を食べたい人にも 美味しそうなローカルレストランも たくさんあるので安心してください。普段、揚げ物料理をあんまり食べることがないのですが、エッサウィラでは新鮮な魚のフライやドーナッツをお腹いっぱい食べて街をぶらぶらしていました。

 

 お洒落な街だとモロッコ雑貨も特にお洒落に見えてしまいます。他の街とは違って、客引きも少なく ゆっくりと雑貨を見ることができました。中には、言い値ではなく ちゃんと商品にプライスが書かれているものも。ただ、マラケシュの後に来ると ちょっと雑貨の値段は高いように思いますが、値段交渉もできるので 気に入った雑貨があればチャレンジしてみてください。なんだか値段交渉の時も店員さんの対応はガヤガヤしていなくて とってもスマートでした。

 モロッコで買い物をする時に きっとどれだけ値下げしても 本当の価格まで値下げすることは難しいと思うので、最初から この価格だったら買いたいって思える値段を決めておいて そこまで値下げすることができたら購入するようにしていました。自分の中で納得できる価格で購入していたら、もっと安い価格で同じ商品を購入した人を見ても悔しくならないし 気持ちよくお買い物を楽しむことができるかと思います。

まとめ

 エッサウィラからマラケシュに戻った後は、1泊だけマラケシュに滞在した後に 列車でお気に入りだったシャウエンにもう1度寄り道します。シャウエンで最後のモロッコ旅を楽しんで、再びフェリーでスペインへと戻ります。

tttripppmmmihooo.hatenablog.jp

 モロッコはウザイどころか、また行きたいなと思うほど大好きな国になりました。確かに活気があって賑やかですが、宿泊する場所や 訪れる街次第では のんびりと静かな旅も楽しむことができるかと思います。