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初心者が初心者に捧ぐ 一眼レフの使い方 超基礎後編

 1つ前の記事ではカメラの基本的なモードについて まとめました。この記事ではカメラの基本的な設定について 書いていきたいと思います。

 もう最初は何のことだかサッパリ分かりませんでしたが、基本の知識を勉強すると 考えながらカメラを撮るという楽しさが芽生え始めました。

シャッタースピード

 シャッタースピードとは、名前の通りシャッターのスピードによってシャッターの開いている時間を調整できる設定のことです。カメラの掃除のために レンズを外した時に興味でシャッターボタンを押してみると、本当に一瞬の速さでシャッターが開いて閉じました。このシャッターの動きの速さをシャッタースピードで調節することができます。

 

 シャッタースピードを調節することで何が変わるのかというと、シャッターが開いている間に被写体を捉えているので、シャッターが開いている間に被写体が動けば、それがブレとして写真に写り、被写体の動感を写した写真を撮ることができます。滝や噴水などの水の動きを被写体として撮る時がよく例にあげられます。どっちのシャッタースピードで撮った写真がタイプかは人それぞれだと思いますが、同じ被写体なのにカメラの設定で本当に違う写真が撮れるのが不思議でなりませんでした。これは低速のシャッタースピードで映した滝の写真です。

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 シャッタースピードが開いている長さは光の取り込みの量にも関わっています。動きの速い被写体を切り撮ろうとシャッタースピードを早くすれば、シャッターが開いている時間が短くなるので 写真が暗くなってしまいます。逆に、シャッタースピードを長くすれば、シャッターが開いている時間が長くなるので肉眼では見えない光の動きや強さを捉えることができ、星空や夜景、オーロラを綺麗に撮ることができます。

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 注意しなきゃいけないことは、シャッタースピードを遅くして写真を撮りたい場合に、被写体が動くことで意図的に動感を映した写真を撮ることができる一方で、手ブレや意図せぬブレを反映しやすくなるので、シャッタースピードが遅ければ遅いほどカメラ本体のブレを防ぐために三脚を使う必要があります。三脚を使っていても、シャッターを押すという動きで、多少なりともカメラ本体がブレていることにはなるので、気になるようならリモコンでシャッターを設定できるように備品を購入したり、カメラのセルフタイマー機能を使うなどの工夫が必要です。

 F値( 絞り値 )

 F値は絞りを調節する数値で、絞りとは簡単に言えばカメラに入る光の量を調整するために光の量を調整する部分のことです。絞りを調整して光を反映する部分を広げれば、光をたくさん取り入れた写真を撮ることができ、逆に狭めると 光を少しだけ取り入れた写真を撮ることができるのです。

 

 絞りとF値 (絞り値) の関係はF値を小さくすると絞りが広がって、たくさん光を取り入れることができます。逆にF値を大きくすると絞りが絞られて、少しだけ光を取り入れる設定となります。F値が大きくなったら絞りも広がりそうな気がして、よく頭がこんがらがっていました。

 もう1つ F値はピントの合う範囲にも関わっています。わたしは、最初にAUTOでばかり撮っていた時に、ボケて欲しくない背景部分やメインの被写体の少し後ろにある写したいものがボケた写真になってしまっていました。ピントの合う範囲が狭く撮りたい写真も、ピントを広く撮りたい写真もF値で調節することが可能です。 F値が小さいほどピントの合う範囲が狭く、F値が大きいほどピントの合う範囲が広くなります。

ISO感度

 レンズから入ってきた光を、カメラ内でどれぐらい増幅させるかを決める指標がISO感度です。カメラ内に入ってくる光の量は、絞りとシャッター速度で決定され、その光の量をカメラ内でどれぐらいまで増幅させるかを決める指標です。

 

 暗い場所は光をできるたけ多く集める必要があるため、シャッタースピードを遅めに設定することになりますが、手持ちの撮影でもブレが出ないシャッタースピードを保つことが、ISO感度を上げることで成立します。

 ただし、ISO感度の数値を上げれば上げるほど画像に多くのノイズが出現して画像が荒れてしまいます。むやみやたらに数値を上げるのではなく、シャッタースピードと上手にバランスを取る事が手ブレと画質の低下を防ぐためにで大切です。わたしは、基本的にはISO感度を低く設定して シャッタースピードF値で上手に撮りたい写真を調節できなければ最終手段でISO感度を上げています。

ホワイトバランス

 撮影時の光の色合いを補正し、イメージに合わせて写す機能がホワイトバランスです。

 ホワイトバランスには、あらかじめ いくつかの設定が用意されています。オート状態では、カメラが自動的にホワイトバランスを調節してくれるので、ほとんどの撮影状況に適しています。その他に、電球、蛍光灯、太陽光、曇天など設定できるホワイトバランスの種類は機種によって異なっ種類があります。ホワイトバランスを変更すると、写真の色 つまりは写真の雰囲気に影響があり、ホワイトバランスで写真の色の90%が決まると言われます。

 どの時にどのホワイトバランスを選べばいいのかに正確はなく、どんな写真が好きなのか撮影者の好みのホワイトバランスを選べばいいのです。同じ景色でホワイトバランスだけを変えて写真を撮ってみると その違いが よくわかります。例えば、夕日を撮る時にホワイトバランスは日陰を選ぶ人もいれば、曇天を好んで選ぶ人もいます。

まとめ

 前編後編ともに、わたしが本やらWebやらを見て 自分がわかりやすくまとめた内容です。あれ?なんだっけ?と思った時に見てもらえるメモ代わりに使ってもらえたら幸いです。

 

 タイトルにもある通りですが 一眼レフの超基礎なので、最初に耳にする事の多い設定の基本の役目などについて簡単に書いたものです。わたし自身 もっともっとカメラを突き詰めて行けた時に、次のステップとして 新たに記事を投稿できたらと思います。