にほんブログ村サンクリは 散歩していて楽しい街でした。わたしがサンクリに滞在していた時は ちょうど雨季だったので、特に何かを観光するでもなく 外をぶらぶらっとして雨が降ってきたら宿に帰って、雨が止んだらまた外を散歩しに出かけたりしながら本当にのんびりと過ごしました。そんなゆっくりと時間が流れた街、サンクリでの街歩きを紹介します。
メインストリート
ソカロから教会まで東西に伸びるメインストリート「Real de guadalupe」は、歩行者天国になっていて、たくさんの観光客で賑わっています。通りにはカフェやお土産屋さんなどがたくさんあって、建物も色とりどりで可愛いので歩いていてワクワクする場所でした。
このメインストリートは、簡単な許可を取れば路上販売を誰でも行うことができるそうで、マクラメをはじめとするアクセサリー販売や路上パフォーマンスをしている人たちがたくさんいました。こういう自由な雰囲気がヒッピーの街と言われる所以なんだと思います。
メインストリートを西から東へと進んでいくと、ずっと奥の丘の上に見えるのがグアダルーペ教会です。教会に続く道は、途中から長い長い階段に変わります。そこを登りきると、サンクリの街並みを眺めることができます。木々が生い茂っていたりで 開けた景色でないのは残念でしたが、コロニアルな雰囲気の残る教会はこじんまりしていて可愛いらしかったです。
メインストリートを抜けて、教会へと続く階段までの道中にあったアートギャラリーがちょっとだけ狂気が混じったシュールさで わたしはすごく好きだったので、気になる人はぜひ立ち寄って見てください。
民芸品市場
サンクリにはサンドドミンゴ教会のすぐ近くに大きな民芸品市場が広がています。場所は、わたしの泊まっていた ペンションアレグレの宿から歩いて１５分ほどです。下の地図で左の赤丸が民芸品市場の場所で、右の青丸がペンションアレグレの場所です。
この民芸品売り場は、他のメキシコの街と同様にお土産ももちろん置いてあるのですが、路上販売が盛んなこともあってかマクラメなどのアクセサリーの材料となるものもたくさん売られています。サンクリは、アンバーと呼ばれる琥珀の産地だそうで（正確にはサンクリから３時間ほどの場所にあるシモホベルという場所）、琥珀を買うことができます。琥珀を売っている場所は民芸品市場の奥にあって、知らなければ琥珀が売られていることにも気づかないかもしれません。この市場は迷路のような作りになっていて、場所の説明が難しいので現地の人に聞くと教えてもらえるので、気になる方は聞いてみてください。
琥珀が綺麗だったので、マクラメの編み方も知らないのに いつかマクラメを初めた時のためにお気に入りの琥珀を買いました。そもそも石の物価というものがわからないのですが、知っている人に聞くと やはりここでは安く売られているそうです。色んな種類の琥珀が売られていて、マクラメなどアクセサリーに加工するように綺麗に磨かれたものもあれば、角ばった形のままのものもありました。
街歩き
タイトルにもある通り、サンクリは街自体がとっても可愛くお洒落なので街をぶらぶら歩くことですら楽しめます。建物の色もカラフルで、壁やフェンスに描かれている落書きもアートでした。
街にはお洒落なカフェやレストランもたくさんあります。せっかくなので、久しぶりに洒落たものでも食べようということで、 ペンションアレグレのオーナーさんのオススメのケーキ屋さん「oh la la」に行ってきました。ケーキの他にもデニッシュ系のパンやドリンクも種類がとっても豊富で何を食べようか迷います。わたしは グアバが使われたGuayabaという名前の可愛らしいケーキを食べました。４５ペソとメキシコにしては高めなのですが、このクオリティのケーキはなかなか中南米を旅していて出会えないと思うのでオススメです。店内にはイートインスペースもあって、広くてゆったりしているのでゆっくりくつろげます。
まとめ
本当にサンクリで特に何をしたというわけでもないのですが、とっても居心地の良い街でした。サンクリに長居してしまう人が多いのもわかります。メキシコシティからは結構遠いですが、時間に余裕がある人はぜひ自由な街サンクリに足を伸ばしてみてください。
