まさか私がね。

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バックパッカーによってつくられたヒッピーな街 パーイ

 チェンマイからタイの北部にある小さな田舎町パーイに行ってきました。ここは、バックパッカーに大人気の場所なんだそうです。絶対に行った方がいい場所や見どころがあるかと聞かれたら そうではないのですが、街自体がゆったりとした雰囲気を持っていて それがこの街の1番の魅力なんだと思いました。

チェンマイからパーイへの移動

 チェンマイからはミニバンで移動しました。ミニバンは、泊まっていた宿で予約してもらいました。宿まで車で迎えにきてくれて、ミニバン乗り場に連れていってもらってから出発です。お値段は、200Bだったので街の旅行会社で見かけた値段より安かったです。ミニバンで3時間とちょっとでした。

 

 このチェンマイからパーイの道は、ぐにゃぐにゃの道なんだそうで、めちゃくちゃ車酔いすると 宿の人から聞いていました。なんと760個近くのカーブがあるんだそうです。わたしは、車に酔いやすいので、酔い止めの薬を事前に購入しました。タイでは、酔い止めの薬がコンビニをコンビニで買うことができます、セブンイレブンのレジの近くに売っている「Dimin」という青いパッケージの薬です。2回分入って 5Bなので日本円では20円もしないぐらい。日本だと酔い止めって結構高いので 酔い止めが旅の常備薬のわたしにとっては有難いかぎり、いっぱい買いだめしました。パッケージもコンパクトなので、この後の旅でもとっても重宝しました。効き目も抜群で、全く車酔いしなかったのでおすすめです。

 ちなみに わたしはパーイでは「Baan Aomsin Resort」という宿に泊まりました。ここは、Booking.comにて事前に予約していきました。中心地からはちょっと離れているのですが、おかげで さらにのんびりとした空気が流れていて良かったです。ゲストハウスの敷地は広く、ハンモックがあるのも良かったです。オーナーさんは 日本に住んでいたことがあるそうで、とっても上手に日本語を話してくれて 街の見どころを教えてくれたり、わたしはパーイから更に山奥にあるメーホーソンとうい街に首長族の村を訪ねに行こうとしていて 色々アドバイスをくれました。

街を歩く

 街には オシャレでセンスのあるお店がたくさんです。ここでしか買えない手作りのアーティスティックなアクセサリーや絵画なんかが売っている小さな露店もありました。ムードの良さげなカフェやバーなんかもあって、確かにこういうTHE 観光地 ではなく なんとなく何日でも過ごせてしまうようようなところってバックパッカーが集まりそうだなぁという感じ。いわゆる沈没できる場所なんだと思います。ヨーロッパからのバックパッカーが多いような印象でした。

 

 夜になるとメインの通り一帯は、ナイトマーケットとして賑わいます。わたしは、ここでマクラメを購入。食べ物の屋台もたくさん出ていました。夜でなくても屋台はいつも出ていて、わたしは1日に何回もマンゴースムージーを飲んでビタミン補給していました。

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 昼間は とってものどかで、のんびり歩いて 疲れたらカフェで休憩して、またのんびり散歩して。本当に時間がゆっくりと流れていたように思います。

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パーイキャニオン

 バイクをレンタルして行くのが1番オーソドックスな行き方だと思うのですが、わたしは自転車をレンタルしていきました。車の免許はあるので 原付も運転できるはずなのですが、免許を取って以来1度も運転したことがないので、小心者のわたしは 自転車で行くことに決めました。街の自転車屋さんで50Bでママチャリみたいな自転車を借りて出発、10分ほど走ったところでタイヤの空気がどんどん抜けていってることに気がつきました。見てみたけど よくわからなかったので、自転車屋さんに引き返して相談することに。「お前がパンクさせたんだろう」とか言われちゃうかなぁと思っていたのですが、わざわざ戻って来たことをすごく申し訳なく思ってくれて、ママチャリではなく本来は倍の値段がする100Bのマウンテンバイクに無料で交換してくれました。パーイキャニオンまでの道のりは 上り坂と下り坂の連続だったので、ママチャリだとしんどかったと思います。

 

 自転車で8kmの道のりを1時間かけて到着。グランドキャニオンのしょぼい版だと聞いていたのですが、グランドキャニオン行ったことないから比較はできないけど 本当にしょぼかったです。パーイでは1、2を争う観光名所のはずですが管理されている様子はありませんでした。キャニオンを自分で歩くことができるのですが、結構危ない場所も柵も何にもないのでちょっとこわかったです。それでも 行ってみてよかったかなぁと思えるのは、ここに行くまでの道のりが楽しかったからです。途中には、パーイの文字板や「coffee in love」という映画の舞台にもなったカフェや、イチゴをモチーフにした見た目もインパクトのある「Love strawberry」というカフェなど寄り道スポットがあります。

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www.tripadvisor.jp

www.tripadvisor.ca

まとめ

 パーイは確かにのんびりするのにはピッタリの街で、バックパッカーによってつくられた街と呼ばれるのも納得の雰囲気でした。わたしの泊まっていた宿にはハンモックがあって、持参した本を片手に半日ぐらい揺られていた日もありました。