初日と2日目を終えて 大体の1日の流れがなんとなく掴めてきて、ちょっとずつカヌーと共に生活するということに慣れてきました。
DAY3 曇り時々晴れ 走行距離32km
この日は曇っていて、なかなか寝袋から出たくないほど寒くて予定していたよりも少し遅れて 10時頃に出発。10km進んだ先にあったPotentialCampで昼食休憩にしました。地図にはいくつか記されているキャンプ地の種類があって、GoodCamp だけでなく今回休憩したPotentialCamp やFireCamp、HighWaterCamp などがあるのですが、最後まで明確な違いは分からないままでした。
止まったポテンシャルキャンプは、前の人が使った焚き火の火がまだうっすらと残っていたので、そこに薪を足して料理開始。わたし達は、朝 火を起こしていると時間がかかってしまうので 基本的には出発する前に朝食は食べずに、昼前ぐらいに朝食兼昼食として ご飯を食べていました。この日は、ツナ缶を使って和風パスタを作りました。
天気が少し良くなってきたので、ちょっと川で泳いで水浴びしてみることに。結果 めちゃくちゃ寒かったですが、2日間シャワーなしだったのでサッパリ爽快。あっという間に2時間ぐらい経ってしまっていて、14時過ぎに出発しました。
初日からここまでは ほとんど川の流れがなく、パドルを漕ぐ力のみでカヌーが進んでいる感じだったのですが、この辺りから少しずつ川の流れが出てきてカヌーの進むスピードが若干早くなったように思います。カヌーを1日に何時間も漕いでいると腕はすでにパンパンになっていて、ちょっと疲れが出てきていたので 川の流れに身を任せて休憩しながら進みます。レンタルショップのスッタフさんが、テスリン川は支流だから流れが強くないから なかなか前に進まなくっても 焦らずに 1日に30km進めたら上等と思っておいた方がいいよ と教えてくれていたので、特に距離は考え過ぎずに のんびり漕いでいました。
基本的に2人乗りのカヌーでは、前がエンジン、後ろが舵取り役になるそうで、わたし達は わたしが前に座って 友人が後ろというのが定位置でした。カヌーも2日漕いでいると 少しぐらい上手くなったのかなぁと思っていたけど、やっぱり全然そんな事はなくって、要領のいい友人は舵取りに加えて エンジン役も買ってでてくれていました。
DAY4 曇りのち晴れ 走行距離31km
この日は、9時過ぎに起きて身支度を済ませて10時前には出発。11時半頃に朝食兼昼食のためにGoodCamp (116Km 地点)で休憩。このグッドキャンプが最高の装備で、すでにタープがいくつか張ってあって雨の日でも快適なうえに折りたたみの椅子が何脚か置いてあるのと、石で作ってあるかまどに 薪や網まで設置してくれてあって料理するにも文句なしでした。休憩だけではもったいないくて、このまま泊まってしまいたいくらい。
この日は、張り切ってホットケーキと春雨スープを作って、デザートにリンゴも食べました。リンゴは、栄養が豊富なうえに 日持ちもするので おすすめです。
流れがあるので 初日や2日目に比べると その流れに乗って進んでいける反面、流れが早い所は 勢いに押されてカヌーが横向きになってしまいがちで横転しないかヒヤヒヤしました。この日は、97.5km地点のGoodCampにて1泊することにしました。
実は初日に気づいていた事なんですが、レンタルした椅子だけでなく釣り竿もカヌーに積むのを忘れてレンタルショップに忘れてきてしまっていたのです。忘れ物が多すぎて 情けない気持ちにもなりますが、これがサバイバルという事で逞しく生きていこうと気持ちを切り替えます。釣り竿こそ忘れてしまったのですが、ルアーや浮き、釣り糸などの釣り道具とフィッシングライセンスは忘れずに持ってきていたので、釣り糸にルアーなどをセッティングして 釣り竿なしで手釣りに挑戦してみることに。
こんなので釣れるのかなぁと思いながらも30分ほど続けていると、なんと1匹 中ぐらいの大きさの魚を釣ることができて、めちゃくちゃ嬉しかったです。夕飯は 釣れた魚をインスタント味噌汁のペーストを使って ちゃんちゃん焼き風に料理して頂きました。手釣りで釣れるとは思っていなかったので 喜びすぎて 釣った魚の写真を撮っていなかったみたいなので、釣った場所の写真を載せておきます。
まとめ
初日と2日目に比べると、カヌー生活の1日の流れがつかめてきたように思います。とはいえ、慣れない環境にてんやわんやすることも多く、なかなか今までの旅では経験したことのなかった事づくしで とっても貴重な体験をさせてもらっているなぁとカヌーを漕ぎながら物思いにふけっていました。