まさか私がね。

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チェンマイ 山の上の寺院ドイステープ と秘密のモン族市場

 バンコクソンクラーンを満喫した後は、夜行バスでチェンマイへと向かいました。チェンマイでは 友人とも合流して、特に観光するわけでもなく のんびりしていたのですが、ドイステープという寺院が山の上にあると聞いて行ってみたら とっても幻想的だったので紹介します。

ワット・プラタート・ドイステープ

 チェンマイ郊外にあるステープ山の山あいにある標高1,080mの寺院です。山の途中にあるような場所なので、自力で行くにはバイクをレンタルするか、ドイステープ行きのソンテウで行くか、タクシーをチャーターするかと考えていたら面倒くさくなってきたので、行かないでいいかとか思っていたんです。でも、前にチェンマイを訪れたことのある友人と連絡をしていたところ、ここは絶対行ってほしいとおすすめしてもらったので 行くことに決めました。これが大正解。わたしも人に おすすめしたい場所になりました。

 

 夕日やライトアップも綺麗ということだったので、時間に縛りのあるソンテウで行くのはあきらめて、バイクをレンタルして行くことにしました。バイクを運転したことがないので、運転は友人にお任せして2人乗りで行ってきました。市内から14Kmほど離れていて、バイクで45分ほどかかりました。山道なので、ご覧の通りぐにゃぐにゃしていて運転しにくそうでした。

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 入り口に着くと、300段以上もある急な階段が待ち構えています。階段を登るのが嫌な人はケーブルカーもありました。でも、ただただ階段というわけではなくて、お土産屋さんが並んでいたり、寺院に近づくと龍の装飾が施された階段へと変わり、そんなに長く登っているという感覚にはなりません。

 入場料を払ったその先には、何とも神秘的な空間が広がっています。1番最初に目に入るのは、約25kgもの金が使用された黄金に輝く仏塔です。この仏塔には、仏陀の遺骨が納められているそうです。仏陀の遺骨といわれても 想像もできませんが、とにかく神聖な場所であることは伝わってきます。参拝する方法は、ロウソクと蓮の花を手にお経を読みながら右回りに3周して、最後にロウソクに火を灯して蓮の花を捧げます。回路には、大小様々な仏像が並んでいました。

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 行ってみるとわかると思うのですが、昼間でもとっても雰囲気のある場所なのですが、夜になって辺りが暗くなってくると 仏塔はライトアップされ、ロウソクの灯火はより美しく映えて、さらに幻想的な空間になります。ドイステープは18時には閉まってしまうので、そんなに真っ暗にまではならないのですが、薄暗い中に浮かび上がる仏塔やライトが綺麗でした。回廊の1箇所には、蓮の花をモチーフにしたランプが仏像の前に捧げられている場所があり、油を注ぎ足すことで火を繋ぎ、寿命を伸ばすといわれています。ここも、夜になるとさらに素敵な場所。

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ナイトバザール

 下の地図の赤丸で囲まれたチャンクラン通りを中心として 毎日18時ごろからナイトマーケットが行われています。地図の西側に旧市街が位置しています。旧市街のさらに西側に宿を取ってる人はちょっと遠いかもしれません。わたしも少し距離があったので、自転車をレンタルして行ってきました。

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 チャンクラン通りにもずらっと出店が並んでいますが、そこから分岐する形でアヌサーンマーケット、カラレナイトバザーといったいくつかのマーケットへと繋がっています。アヌサーンマーケットには 屋根もついているので雨でも安心だし、何よりめちゃくちゃ品揃えが豊富で 色んなところで見たお土産たちが集結しています。食べ物のお店も多いので、アヌサーンマーケットでビールを飲みながら夕飯を食べました。

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モン族市場

 わたし的にはタイで1番お気に入りなった市場です。ちょっと分かりづらい場所にありました。一緒に行った友人が以前に1度行ったことがあって、連れていってもらったので道に迷わなかったのですが、1人だったらなかなか見つけられなかったかもしれません。旧市街から向かったのでですが、下の地図の青い矢印の上の道を矢印に沿って進むと 赤丸をしたあたりでチャイナタウンの入り口の目印である大きな門に出会います。そこで右に曲がって歩いていくと 左手側にいくつかテントが重なっている中に緑色のテントが見えてきます。ここが、モン族市場への入り口でした。「え!ここ?」と思うような場所でしたが、そこで合ってます。その通路を通った先には、たくさんのお店がぎゅうぎゅうに並んでいます。

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  そもそもモン族とはタイやミャンマーに住む、山岳民族の1つです。モン族はもともと文字を持っておらず、歴史や民話などは刺繍によって伝えられてきたといいます。この刺繍がとってもお洒落なんです。市場には刺繍の施された、ポーチやパソコンケース、ピアスなどたくさんの刺繍作品が並んでいます。タイで市場を巡っていると どこかで見たお土産ばかりが並べられているように感じますが、ここでは今まで見たことがなかったものにたくさん出会いました。ここで、自分用にポーチなどを買って 今でも気に入って使っています。

ハーブベーシックス

 ここは、ハーブやアロマグッズが手に入る人気のお店で、チェンマイに5店舗もあるそうです。母親から、マンゴスチンの石鹸が欲しいと頼まれていたので、ゲストハウスの人に紹介してもらってこのお店を訪ねました。入った瞬間から店内は良いにおいで溢れています。

 わたしは、旧市街の真ん中にあるお店に行きました。このお店が1番品揃えが豊富なようです。リップバームは20B、石鹸は100Bくらいから売られていて、パッケージも可愛かったので ちょっとしたお土産にも良さそうです。自家栽培のオーガニックハーブをもとに商品が作られているというのに、お値段も手頃で色々見て回りながらのんびり買い物しました。

まとめ

 バンコクの賑やかな雰囲気とはまた違って、田舎のゆったりとした空気が流れるチェンマイ。お土産や飲食店の値段もバンコクより少し安かったのが印象的です。マーケットを見ていて、チェンマイにしかないものはあっても、バンコクにしかないものはないんじゃないかなぁと思いました、お土産に関してだけの話ですが。バンコクチェンマイと両方とも行く予定がある人は、お土産はチェンマイで買う方がオススメです。