ルチャリブレは、メキシコで大人気の格闘技で、メキシコ版のプロレスのことです。メキシコ国内のどこでも小さな会場があるほど人気だそうで、わたしはグアダラハラ滞在中にルチャリブレを観戦しに行って来たので 紹介していきます。
ルチャリブレとは
ルチャリブレはメキシコ版のプロレスと紹介したように、メキシコ特有のルールも存在するようですが、一般的なプロレスと試合形式はほぼ同じだそうです。ルチャリブレとは、スペイン語で 自由な戦い という意味があるそうで、その名の通り格闘技というだけでなく エンターティメントとしても楽しまれています。ルチャリブレの歴史は長く、もともとはヨーロッパ人によってもたらされたもので、1930年代に現在のようにエンターティメント性を持ったルチャリブレとして人気を得ていったんだそうです。
試合会場とチケットの買い方
わたしは、グアダラハラでルチャリブレを見に行きましたが、グアダラハラだけでなくメキシコ中どこでも試合を見ることができるそうです。メキシコシティにあるアレナ・メヒコという試合会場は ルチャリブレの聖地と呼ばれているので、タイミングがあう人はメキシコシティで参戦するとより熱狂した雰囲気を味わうことができそうです。
グアダラハラは、毎週火曜の夜20時半と日曜日の18時にルチャリブレが開催されていました。場所は Arena Coliseoというところで、マップで赤く囲んだところが会場です。青く囲んだところがアルマス広場周辺なので、目印にしてください。
チケットは、会場にチケット売り場があるのでそこで買います。グアダラハラだからなのかも知れませんが、少し早めに行けば当日でもチケットを買うことができました。席によって値段が違って、1番安い席だと150ペソでした。せっかく来たしと 高い席を買おうとしたら売り切れということで、2番目に高かった250ペソのチケットを買いました。会場自体、すごく広いわけでないので、1番安いチケットでも十分だと思いました。
席につくと、次から次へと食べ物や飲み物の売り子さんたちが回ってきます。わたし達は、ビールとおつまみを買って 飲みながら鑑賞しました。プロレスというより、まさにエンターティメントでルールがわからなくっても楽しむことができました。ヒール役の選手にみんなでやじを飛ばしたり、選手が観客席に飛び込んで来たり、ちょっとコメディみたいな戦いがあったり。観光客もちらほらいたのですが、ほとんどが地元の人で大盛り上がり。日曜日だったこともあってか家族連れが多い印象で、子供達が野次を飛ばしたり 選手に一生懸命にサインを求めている姿が可愛かったです。
治安
この会場のあたりは、治安が悪いとネットに記載されていたので ちょっと警戒していたのですが、ホステルのスタッフさんに聞いたら「そんなに危ないことはないと思うよ。」とのこと。行きは、まだ日が出ている時間帯だったので 友人と2人で歩いて行って、帰りは少し暗くなっていたので タクシーを探したけど見つからず、タクシー探してウロウロしている方が危ないよねってことで 結局そのまま歩いて帰りました。
行き帰りに歩いた感じだと、大通りよりは その辺にゴミが落ちていたり汚れている印象はありましたが、危ない雰囲気は特に感じませんでした。でも、何が起こるかはわからないので 十分に警戒しておくことに越したことないと思います。18時開演の回を見に行って、終わったのが20時半過ぎでした。火曜だと20時半に始まって、23時を過ぎることもあるそうなので、より身の安全には警戒しておいた方がいいと思います。
まとめ
ムチャリブレのような格闘技を見るのは、ボリビアでチョリータ・プロレスを見て以来2回目でした。こういう試合を鑑賞したりするのも1つ旅の醍醐味ですね。もちろん試合も見ていて楽しかったのですが、選手や地元の人の熱気を近くで感じて 一緒にみんなで盛り上がれるのが1番良かったです。
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