まさか私がね。

自由人が自由人に捧ぐ。一人旅、留学、ワーホリ、海外生活、お仕事経験などについての情報まとめ。

カナダのユーコン川をカヌーで下るの巻 〜準備編 その3 食料〜

 準備編もこれで最後となります。思っていたよりも長くなってしまったのですが、それだけ事前に準備することが多かったということ。今回は食料とホワイトホースのスーパーやホームセンターについて書いていきたいと思います。

食料

 食料は カーマックスで買い足すこともできるのですが、それまでの約9日分は確実な備えが必要なのと、カーマックスは本当に小さい田舎街なので スーパーも1つだけで 買えるものも限られていて ホワイトホースよりも値段が高かったです。なので、基本的な食料は なるべくホワイトホースで揃えておいて、カーマックスでは足の早い野菜や肉類を必要に応じて買い足すイメージがいいと思います。

 

 食料品はホワイトホースのスーパーで主に買いましたが、ちょこっとあると便利だけで買うほどではない調味料類を中心に事前に家からまとめて持っていきました。それぞれジップロックに入れて、それをまとめて更に大きなジップロックに入れていました。写真に残してあるので下に載せておくのと、わたしが実際に持っていったものを紹介していきます。

 和風だし、ウェイパー、カレーパウダー、フライドガーリック、パセリ、ブラックペッパー、ベーキングパウダー、ココアパウダー、アーモンド、スキムミルク、ココナッツファイン、白ごま、シナモン、小麦粉が持っていった調味料類です。インスタント系は、みそ汁、ほうれん草スープ、たらこスパソース、うどんだし、ふりかけ、梅茶漬け、インスタント焼きそば、そうめんを持っていきました。その他、玄米茶や緑茶などのティーバックやカレーやシチューなどのルー系、干し梅とレーズンをおやつに持っていって、大体ほとんどのものを使いきりました。無くても何とかなるものもありますが、わたしは料理と食べることが好きなのでキャンプでもご飯を楽しみたいなと思い、多少荷物にはなりますが持って行くことにしました。

f:id:mmmihooo:20190912024558j:plain

 ちなみに、ホワイトホースのスーパーにもアジア系の売り場があって、カレーや醤油などは買うことができますが、そんなに多くは取り扱っていないので荷物に余裕があれば必要なものは日本から持ってくるといいと思います。わたしの住んでいたイエローナイフには 日本系の食品の取り扱いが豊富なスーパーがないので、エドモントンに遊びに行ったときに購入しておいたものを持って行きました。

 主食や野菜などは前日にホワイトホースのスーパーで購入、トータルで150ドルほどの出費になりました。主食は お米とパスタを軸にパンや春雨、うどんを少し買って、野菜は じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、さつまいなどの日持ちする根菜類、りんごを少しと最初の方に使う用にマッシュルームやトマトを買いました。根菜類はカーマックスでも買い足す必要がなかったです。その他、缶でインゲン豆やコーン、トマトなどの野菜系と、ツナ缶やスープ系の缶も購入しました。

 

 あとは、基本的な調味料である塩や砂糖、醤油、サラダ油などに加えて卵とお肉類も買いました。卵は、常温でも1〜2週間日持ちすると事前に調べていたものの ちょっと不安だったのですが、1週間以上経っても問題なく食べることができました。もちろん、生ではなくしっかり火を通して食べます。肉類は、 最初の2日で食べきれる量を持っていきました。あとは、おやつにクッキー1箱とチップス1袋しか買っていかなかったので、もう少し おやつを持っていけばよかったなと後悔しました。小腹が空いたときにちょうど良いし、疲れるので糖分が欲しくなります。

 飲料は、5Lの水のボトルを2つ買ったのと、1Lのオレンジジュースを2つ買ったのみです。そのあとは、KATADYNのBeFreeという浄水器を持っていていたので、川の水を濾過して飲んでいました。浄水器といっても、アウトドア用のフィルターなので軽量で、くるっと丸めると荷物にならないので便利です。濾過する水は なるべく小川の水を汲むようにしていましたが、本流も場所によっては 濁っていることはありますが、川の底が透き通って見えるほど澄んでいることが大半でした。フィルターを使うとバクテリアや微生物の99パーセントを除去できるとのことなので、フィルターで濾過した後はフィルターを信じて そのまま飲み水としても使っていましたが、味も違和感なく、お腹が痛くなることもありませんでした。 

生活用品

 必須になる生活用品として、トイレットペーパーやキッチンペーパーもスーパーでそろえました。サランラップとアルミホイル、サンドイッチバックも調理や保存に使えると思って1つずつ購入しましたが、サランラップは購入したものの使いどころがあまりなかったです。アルミホイルは芋や魚をホイル焼きにしたりして 調理に活躍しました。サンドイッチバックは中途半端に残った野菜などを入れたり、作りすぎて余った料理を保存するのにタッパーの代わりとしても使えました。

 

 あとは、無料のフリーペーパーやスーパーのチラシを着火のために大量に拝借しておきました。雨の日は 雨で木が濡れていて なかなか火が着かずに大変だったのですが、ホームセンターで着火剤を買っておいたので どうしても火を着けれない時には着火剤に助けられました。

ホームセンター

 カナダのホームセンターといえば、Walmartという総合スーパーのようなお店です。日用雑貨をはじめ、キャンプ道具や釣り道具、食料まで幅広い品揃えで大体のものはここで揃うと思います。Walmart と同じ敷地内には CanadianTire というお店があって、ここでもキャンプ用品や釣り道具など取り扱っているので、値段や欲しいものを見比べてから買うのがいいと思います。フィッシングライセンスやベアプレーは、Walmart では取り扱っていなかったので Canadian Tireで購入しました。下の地図の 赤丸で囲んだ右側の赤ピンが Walmart で、左側の赤ピンが Canadian Tireです。

f:id:mmmihooo:20190913020218j:plain

 ホワイトホースには、スーパーがいくつかあるのですが、見比べた中で1番安かった Superstoreでほとんどの食料を購入しました。もしアジア系の食材で探しているものが見つからなかったら、Independentというもう1つのお店の方がアジア系の商品を幅広く取り揃えていたのでチェックして見るといいと思います。下の地図の赤丸が Superstore で、青丸が Independent の場所です。この辺りに、スーパーがいくつか集まっています。

f:id:mmmihooo:20190913020253j:plain

 

 カナダでは お酒をスーパーで買うことができないので、リカーショップと呼ばれる酒屋に行く必要があります。お酒のカンやビンは、飲んだ後に燃やすことができないので荷物になりますが、せっかくなので ホワイトホースの地ビールとMolson canadianを1箱ずつ買っていきました。

f:id:mmmihooo:20190913020144j:plain

まとめ

 長くなりましたが、これで やっと準備編が終わりです。出発してしまったら、カーマックスまで お店も何もないので 事前に買うものに抜けがないようにチェックリストなどを作っておくといいと思います。何かを買い忘れたり持っていくのを忘れたりしても、もうそれで何とかするしかないので諦めましょう。そして きっと何とかなるので心配はしすぎないでください。

 次の記事から実際の川下りの様子を紹介していきたいと思います。